評価:★★★★☆ 3.7
犬女(いぬおんな)ちゃんは、見た目は美少女、知能は犬並み。
犬の耳と尻尾を生やし、手足は犬。
『犬女』という生き物は、
言葉が通じず、道具も使えないため、
社会からは犬と同じ扱いを受けている。『犬女ちゃん』と高校二年生・純心(じゅんしん)の
ちょっとお色気ありのハートフルラブコメディ。
笑いあり、涙あり、いい話ありの成長物語。第一部のクライマックス直前に
主人公成長イベントとして
どうしても必要な重い展開があります。
そこでのブックマーク離脱率があまりに高過ぎなのですが、
そこ以外はほとんどほのぼの系ですので、
最後までお読みいたけだましたら幸いです。※毎日更新を目指し、
1話につき1,500文字前後を目途に書いています。
スマホ、携帯ユーザーを意識しているため、
1文が短く、改行が多いです。
話数:全233話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
最近従来のWeb小説を読まれてきた人にとって、文章構成で苦手に思われるかもしれません。ですが、一度読み進めてください。本作は一時代前に流行った携帯小説時代の書き方なんです。そして、本作が進む物語は最初こそクスクスと笑えるほのぼのとしたものでしたが、包み隠さず汚い物も描かれ、最近では見られない作風となっています。そこから展開する物語も段々と考えさせられるもので、犬女ちゃんという生物がさもいるかのような錯覚、そして最後の訪れる結果に不思議と涙しました。新しい物をお探しの方にオススメしたい一作です
あたたかく、時にほろ苦い。やさしい日常をえがいた作品。本当におだやかな作品です。一歩間違えればかなり難しい題材なのに、それを優しく包み込んでいる。これが本当に素晴らしいバランスで成立していました。そして、魅力的な登場人物。ハーレムラブコメなのに、ギクシャクよりも、ぬくもりが先に出てくる希少な作品です。長編ですが、ゆっくり味わっていたいラブコメの名作でした。とてもおもしろい魅力あふれる作品です。
タイトルでえっちなイメージを一瞬でも抱いてしまったキミ(僕の事だよ)は、ぜひ本編を読んでみて! 罪悪感で自分の首をしめたくなる事うけあいさ。実際はとても優しいストーリーだからね。一文が視界にすっと入り込んでくる構成も、優しいよ。人間の女の子っぽい体に犬っぽい精神を宿す、暖かな母性をもった犬女ちゃんはすごくかわいい。心に傷を負った主人公・純心のように、現実に苦しむ読者達も、ほんわか癒されるだろう。まわりをとりまくヒロイン達も魅力的。個人的にはお嬢様がおすすめだね。やや長く感じるだろうけど完結してるし、各話も読みやすい形でまとまっているので、意外とすんなり読みつくせちゃうんだ!読み終わったら、きっとキミも、犬女ちゃんや純心の『おや』になったような気持ちになるに違いない。というわけで僕からの紹介を終わるよ。みんな、犬女ちゃんをよろしくね!
タイトルにもしましたがとりあえず可愛いの一言に尽きます。見た目は美少女で知能が犬並の犬女と同居を始める主人公。とりあえず言いたいのは主人公の意思が強すぎるでしょ! 見た目美少女ケモ耳っ子と暮らしてるのに手を出さず、真面目にお世話しているっていうのがすごい!あと、犬女だけでなくその他ヒロインも可愛い。個人的な押しは幼なじみの子です。一話当たりの分量もちょうどよく読みやすい。改行が多いのは初めは気になりましたが慣れると読みやすいです。日常系が好きな方々はぜひ読んでみて下さい。
レビューというのは飾り門である。 読者の目を引き本編に導き入れる役目を負う。 なので極論すれば、物語の導入を読んで作者が導こうとする先が見えれば書ける。 今回も半ばそのくらいのつもりでいた。 ところがそんな考えなど、二十話と読まない内に潰されてしまった。 この作品は、きちんと読み込まないとその本質が見えないのだ。 つまりレビューが書けない。 タイトルだけ見れば日常系の作品だと思うだろう。 だが、読み進めると、主人公にとって一番大切なところが、一番読みにくい内容になっている。 だから、どうにかお願いしたい。 この作品は腰を据えて読んで欲しい。 そこを抜けた先に読者の本懐である開放感と爽快感が待っている。 そして、そこにこそ犬女ちゃんの本当の愛らしさが待っている。 その時、読者は自分が費やした時間の正しさを知るはずだ。
この作品のキーとなるのは、見た目は人間、頭脳は犬な犬女ちゃん。外見はただのコスプレJKだが、その実知能が低いため喋ることすらできない、大きなハンデを背負った健気な少女。完全に設定だけが上手い出落ちに見えるが、そんなことはなく、むしろ本領を発揮するのは少し経ってから。異世界ハーレムで特に何も考えずにケモミミサイコーとか言ってる人には是非とも読んで欲しい。これが本当の萌える獣人だ。独特の文体から醸し出される、どこか優しい雰囲気が魅力的な作品。
従来の人外、獣人の逆張り、アンチテーゼと言える設定だ。なるほど、そうくるかと思いながら読み進めていくと、犬女ちゃんが健気で可愛い!見た目はほとんど人間だが、知能が犬並みで喋れない。道具が使えず、人間界で暮すには大きなハンデを背負っている。このハンデをいかに乗り越え、暮らしていくかが本作の見所である。ときに笑いあり、涙あり、ぐっとくるいい話あり。犬女ちゃんは、目の前に立ち塞がる様々な壁を乗り越え、主人公とともに成長していく。ほのぼの、日常、ほんわか、ラブコメ、ハーレム、学園モノ、いろんな要素を取り込んだ、犬女ちゃんと主人公の物語だ。あらすじにも記載されているが、本作は、改行が多く一行が短い。なろうで読み慣れている人でも拒否反応があるかもしれない。