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十五歳の神崎カナミは父親の彩文が発明した波動分解装置で素粒子よりも小さいウェブ体にされて電子機器のなかに取り込まれた。
ウェブ体は電波やインターネット回線を通じてあらゆる電子機器に入り込める。元に戻る方法を知らないカナミは同級生で幼なじみの灰原ハルトのスマホに入り込んで助けを求める。
好意を寄せていたハルトはウェブ体のカナミに驚くも協力する。
二人は彩文から元に戻る方法を聞き出す為、カナミの自宅の研究室に行く。
そこで驚愕の事実を知る。彩文は逃げられた妻そっくりのカナミを失いたくない為にカナミをウェブ体にした。更に元に戻る復元装置は存在しないことを告げた。
これにカナミが激怒。誤って波動分解装置が動作してハルトもウェブ体となる。
カナミは彩文に愛想が尽き、自力で元に戻る方法を探す為インターネットの旅に出る。
二人は以前彩文が働いていた理化学研究所のデータベースに入り込む。そこでアメリカのダーパに元に戻る手がかりの波動分解装置の基本論文があることを知る。
ダーパのコンピュータに入り込んだ二人は強力な侵入防止システムのAI・ビショップに捕らわれる。
カナミがビショップによって石盤に閉じ込められる。怒りが爆発したハルトは巨人となってビショップを倒す。
そこにダーパの主、イザイラが現れる。イザイラはスーパーAIで人類の知能を遥かに超えていた。
イザイラはカナミを石盤から助け出す。そして、カナミの寿命があと三年三か月であることを告げる。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録