評価:★★★★☆ 4.2
高校二年の文化祭の前日。栗原了太郎は、懐かしい夢を見た。女の子と結婚を約束する夢だ。幼い頃の、そんな夢。
幼馴染の砂城梨子との距離感をはかりかねたまま。その感情を、ぶつけるか迷ったまま。でも、きっと、了太郎は梨子のことが好きだし、梨子も了太郎のことが好きだろう。
アンリさま主催、「うれしたのし秋の恋」企画に出させていただいた作品です。
話数:全4話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
生まれた時から隣にいる存在。それは、互いに大好きなのに、告白するという確定を得ていない不思議な関係だった。 確か……、小さい頃に、何か約束をしたような……? それさえも未だ不確定。 ただ、そう思っているのは主人公だけなのだ。 周りの友人たちからしたら、何を今更……だ。早くくっついちまえよ……だ。 そんな周囲をやきもきさせるふたりが、文化祭というイベントで、何も起こさないはずがないではないか? 全編通して、良い意味でドタバタのコメディー作品である。良い意味で、主人公たちに刺激を与え、自分たちだけ楽しむ、ハイテンションな友人たちである。 まだ、正式に付き合ってないと考えているのは、主人公、ただひとりなのである。 もう、それだけで笑えるし、温かくもなれるだろう。 レビューのタイトル、3話目に加えるならこんな感じではなかろうか?