お前にこの毒が飲めるか 完結日:2017年11月9日 作者:Lika 評価:★★★★☆ 4.3 西暦2180年 ナノマシン技術が発達し、AI達に人権が与えれらた時代。 一人の高校男子の下駄箱に、手紙が投函された。 それが、彼と彼女の出会いの始まり 【この小説は、アンリ様主催の《うれしたのし秋の恋》企画参加作品です】 【この小説は、多少SF要素も含まれています】 話数:全26話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 AI うれしたのし秋の恋 ナノマシン 女子高生 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
『ロミオとジュリエット』というと、真っ先に「悲劇」という言葉が思い浮かぶ人も多いだろう。が、私はそうは思わない。むしろ、喜劇であるとさえ思う。若者の恋は、それ自体が喜劇だ。それも、単に皮肉めいた笑い話とも違う、美しく羨むべきでもある人間喜劇だ。大人から見ると突発的すぎたり、荒唐無稽だったりして笑える。が、それは否定すべきものではない。この作品は、そういった若者の純粋な恋愛を描いたラブコメディだ。そして、ロミジュリに見られる軽快なギャグ要素もおおいに受け継いでいる。爆笑間違いなし、電車で読むのが危険なくらいだ。「ちょっと地獄に落としてやりたい」キャラクター造形もしっかりとしていて、一人一人が際立っている。珠玉のラブコメディとは、まさにこのことだ。