評価:★★★★☆ 4.1
救国の英雄ヴィータ。それはかつて、とある王国の窮地を救った英雄の名。守りたい者のために、自らの理想の剣を打ち、そして戦場を駆けた男の名。その人生は決して楽なものではなかったという。彼のすべての始まりは、彼が生まれた村から出ていく事から始まる。
主人公の成長を描くために、戦争が起こることが多く殺伐とした展開が多いです。まったりとした物語とはかけ離れているかもしれません。ご注意ください。
話数:全92話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素

主人公であるヴィータは兵士として落ちこぼれであった。しかし、彼は自分の境遇にもめげずに必死で努力をしていた。そんな彼が少しずつ力をつけていずれは英雄となる、そんな物語である。こう先の展開がどうなるんだろうという圧倒的なドキドキ感とかがそれほどあるわけでもないのについつい先のページに進んでしまう、そんな感じの面白さです。割とよくタイトルで誤解を受けますが、戦争系の内容とか泥臭い場面とか結構ありますし、タイトルほどのほほんとしている内容ではありません 笑確かに途中途中スローペースな面もありますけど、多分それを期待して読むと肩透かしを喰らうかなあと思います 笑この作品は一兵士が英雄になったり、お姫様と親しくなったりとかなり直球で王道的な英雄譚だと思うので、そういうのが好きという人はきっと気にいるかと!面白いので是非一度読んでみてください!
主人公の心根が真っ直ぐで好感が持てる。大きな挫折を味わうも、ちゃんと立ち上がり歪むことなく王国の戦争を駆け抜けた様はまさに英雄譚。タイトルではまったくわかりませんが、ひとつの英雄を生み出した物語はシンプルながらも面白い作品です。努力友情勝利をきちんと起承転結で〆ている部分も高評価。エピローグ前のある敵との戦いは、この物語の第一部と第二部を土台にしているからこそ映える一幕。楽して俺tueeとは無縁。不幸な境遇から大逆転とも違う。積み重ねた愚直な一歩一歩が、確実に主人公の血肉になっていき、最期に英雄に相応しい光を放つ。余計な蛇足はほとんどなく、王国の激動を書き記した物語でした。勿論、読む人にとっては粗があったりするでしょう。しかし、王道が好きな方にはたまらない、引きこまれる話なのは間違いないと断言します。
ーシンプルに面白いーダイヤモンドダストを見ながら冬眠の穴の迷子になりましたお正月だよ北海(☼ (工)☼) クマッッ!ステータスは特に出てこないけど、レベルのみ知ることが出来る世界特に危機感の無い主人公が兵士になり、戦争を通じて成長する物語です。一見すると主人公が泥臭い努力を続け、絶望の中でも可能性を見つける英雄譚に読めるかもしれません。タイトルとの乖離が気になる所ですが…果たしてそうなでしょうか?のほほんとは性格であり、英雄とは動詞です。これ以上はネタバレなので自粛しますが、主人公がどのような状況で決断をするのか?そこに何があったのかよりも、「何故そう考えたのか?」誰にも理解されなかった悔しさを表現する作品です。何より一番悔しかった主人公の進む道を応援してください
タイトルこそまったり感溢れていますが、中身はチート無しハーレム無しのガチファンタジー。主人公ヴィータの性格のおかげでのほほんとした雰囲気はありますが、ストーリーはハードボイルド。異世界転生物に満腹気味のファンタジーファンの皆様、王国の片隅で憧れの王女様を護るために足掻くヴィータの奮闘を一緒に見守りませんか?