評価:★★★★☆ 3.8
「――クソつまんねー自作ゲーム、俺にやらすんじゃねーよ!」
ゲームをチートしてクリアーする事に生きがいを感じていた佐倉枇榔(さくらヒロ)は、終業式の放課後、木南鵙美(きなみもずみ)から自作恋愛シミュレーションゲームゲーム「うっふんクス森ピクピク(体験版)」を借りる。そのタイトル名に期待を膨らませるのだが、所詮は素人が作った自作ゲーム……期待を裏切るクソゲーで、夏季補習の初日にゲームを叩き返し、鵙美を……泣かせてしまう。
高校生にもなって女子を泣かせてしまったことを後悔したヒロは、そのクソゲーを夏休み中に……せめてまともなゲームにしてやろうと、鵙美のゲーム作りに協力するのだが……そのゲームには大きな野望と陰謀が隠されていた。全てバッドエンドの救いようがないフルボイス恋愛シミュレーションゲームゲーム、「うっふんクス森ピクピク」は、完成を見るのだろうか……。
話数:全31話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
邪な理由で成績優秀なヒロくん。終業式の帰り、目立たないTHE・ZIMIKOに渡された。なにを?何やら絵がプリントされたCD-R。それは彼女の自作ゲームだった。そして、タイトルをみてヒロくんは愕然とした。無理もない…ディスクには大きくこう書かれていた「うっふんクス森ピクピク」と数瞬おいてヒロくんは考え出す。うっふん?森??ピクピク???何が!!??これはそんな謎ゲームをヒロくんが自分の特技を生かせないままプレイしていく物語。ここまで読んで頂けたらもう気になって仕方ないはず!!えっ?気にならない?じゃあ質問。「本当にこれっぽっちも気になっていないなら、こんな下らないレビューここまで読みますか?作品も、読みたくない?」*某ブルブル震えてる芸人は関係ありません。「作っていく」ではなく「プレイしていく」と書いた理由?読めばわかる!!さぁーーーピクピクを始めよう!!
成績優秀な男子高校生ヒロは、ひょんな事からクラスではあまり目立たない眼鏡女子・鵙美の作ったゲームをやる羽目になる。この小説はそこから始まる高校生男女の青春と恋愛の物語なのだが、まずゲームタイトルが凄い♪『うっふんクス森ピクピク』なんじゃそりゃ~!全く持って意味不明です!(笑)しかし読み出すとそんな事は関係なくなる。兎に角読み易くて、細かいシーンで良い場面が沢山あるのだ♪ それからこの作者様は毎回女の子の描き方が上手い♪男性だけではなくて、女性でも十分楽しめるギャルゲー制作同時進行的爽やかな青春ラブストーリー!最後の方は恋愛ってなんだろう? 人を好きになるってなんだろう? と、考えさせられるシーンもあります。おススメ!