評価:★★★★☆ 4.2
常識をくつがえすほどの、尖った雅感覚を身に着けた、我らがぼっちゃん。しかもその切れ長の目にみつめられれば落ちない女はいない! というほどのイケメンなのです。
私ども舎人の拙い文章ではありますが、平安の時代の日々の出来事を、現代の読者である皆様にお伝えすることができればいいなと思っております。
◆現代の作者より。
「伊勢物語」がお話の下敷きになっています。
そこから作者が妄想創作した部分も多いので、このお話=伊勢物語ではありません。基本コメディ時々シリアスです。
改稿版を他サイトにも公開
話数:全14話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
「こんな文章を教科書に載せちゃうなんて、文科省って頭おかしいんじゃないかしら」中学時代の恩師の言葉です。先生、お元気にしていらっしゃるかしら。当時は何のことやらさっぱりわかりませんでしたが、大人になって国語の教科書に載っている古典を読み直してみたら、まあエロいこと、エロいこと。そりゃあ先生だって、愚痴りたくもなるでしょう。略奪愛に夜這いは当たり前。二股三股、年の差に身分差。雅な和歌は、「一発ヤらせてくれ」としか読みようがない。「玉」やら「乳」の漢字を見ただけでニヤつくような生徒たちに、真面目な顔をして古典を教える苦労というものは計り知れません。とっつきにくい古典も、現代風にアレンジして読むとあら不思議。ちょっと過激な少女漫画になるんです。教科書では意味不明だったりする訳文は、エロをぼかしてあったりするのかもしれませんね。古典なんて面白くないという受験生にこそ読んでほしい作品です。