なぜかチュートリアルがクリアできなくなったので、案内役の妖精と旅に出ることにしました

自分が思うこの作品の良さはムショクとナビィの絡みだと思います、特にナビィが食われる所とかですかね。他にもいい所が沢山ありました、例えばムショクの作るポーションの効果はいいのを作るクセに自分以外に飲ますものは全て不味く作っている所や、他にも色々創り出したアイテムの名前がなんとかってつく所も面白いと思いました

突然の質問だが「冒険」といったら何を思い浮かべる？町の外でモンスターを倒して、ダンジョンに潜って、時には危機的状況に陥り、戦利品を獲得し、街に戻って戦果を誇るああ、それは紛うことなき「冒険」だとすれば街で仕事をしている一般市民や生産職は街にいる限り一生「冒険」できないとなるだろうか？子供の頃を思い出して欲しい自分の家の外の狭いエリアを超えたその先、何も知らない「未知」の場所は須らく冒険の舞台だったはずだ自分の知らないことを知る、自分の知らないものを作る、体験したことないことをするつまり「未知」は冒険になり得るさあ、「未知」に挑む冒険の始まりだやらないことをしよう、知らない所に行こう、新しいものを作ろうあと、一緒に冒険をしてくれるなら頼みがあるんだ…「お前のポーションは何味だぁぁぁあああ！！？？」

先人が通ってきた道から見える景色というのは新鮮味に欠ける。人は見たこともない景色を求めて新しい物語を探る。今作はどうか。ログアウトできないゲーム世界、無いはずの痛覚がある。ライトノベルに触れていない人間でない限り、この辺りの設定に新鮮味はないだろう。強いが直接的な武力を持ち合わせているわけではなく、理由なくモテモテになるわけではない。こうなってくると少し見る目があるかなと思えてくる。思わぬ発想、次にどんな展開になるのか。こう来ると見えない景色に期待が持てる。そう、この作品は期待が持てる。降りかかる困難と、それに物怖じはすれども立ち向かう、人間味のある主人公。相棒となるナビゲーション妖精との軽妙な掛け合い。物語の中にしっかりと静と動が感じられる。伏線もちりばめられており、どう収束していくのかは未知数だが。－－悪くなさそうだ。今作にはそう思わせるものがある。

あなたの趣味は何ですか？と、問いたくなるような作品。趣味というものは大切なものなのだと思ってしまいます。そして予想もできないまさかの「バグ」‥‥バグによって早速この世界から拒否されてしまう、これもまた予想できないこと‥そんな中でも自由に生きると決めた主人公は錬金術というものを駆使し、この世界を生きていく‥「チュートリアルのナビゲーターと一緒に‥」現実と非現実の混じり合う面白い作品となっています。