評価:★★★★☆ 4.2
レイライトという世界では世界征服を企む魔王ノーマが惑星の八割を支配し掌握していたが、世界初であり最強の勇者ドラグーン一行が魔王の城にいるノーマを追い詰め第一次勇魔聖戦へと発展する。しかしあと一歩というところで異世界へ通じるゲートを開き、ノーマは多くの魔物と共に逃亡。力を蓄え、必ず勇者に復讐してやると残す。勇者たちは家族たちに二度と会えないリスクを承知でノーマを追撃するためにゲートを越えた。
第一次勇魔聖戦から25年後。異世界である地球という星でそれぞれ生活を営む勇者一行。勇者はそれぞれ名を変えて、仲間の半数が勇者が営む運送会社竜岡に就職していた。とある日、社長となった勇者(竜岡正義)がパソコンに送信されたメールを見て硬直する。メールには『魔王が復活する』とあった。竜岡正義の息子、龍郎は高校生である。その日は転校生が来ると聞いてとても楽しみにしていた。その転校生の名は能間杏珠という、なんと魔王の娘だった。このふたりが接触する時、世界を揺るがす戦いが再び起こるとは誰も知る由も無かった――!
最終章《世界総力大戦》編完結しました! ※「主人公無双」「チート」「主人公最強」のタグを第4章《異世界転生》編よりすべて解放します。第4章から本番です! 累計460万PV突破しました!
話数:全790話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
なにがすごいかって、キャラクターの多さだと思います。第9章になってから、舞台がリセットされ主人公勢が交代しつつも、昔の主人公勢のキャラ先生になるなど、多く使われていて安心できます。こういうものが好きな人は絶対に燃えると思います。また、交代したあとも昔の主人公がかなり重要なキーとなり、気づけば何回も読み返していてまったく飽きません。とにかく伏線の多さに驚きます。現在、異世界最強の勇者の子供たちが大人になり、最年長が子供を持つなど、他には無い「その後」といいますか、絶対気になるところがステージとなり、大人になった子供たちがどう葛藤に立ち向かうのかが書かれていて、異世界も関係しながらリアリティがあり、たまらない展開です。ワクワクします。テンプレもありながらふんだんにオリジナルが盛り込まれていて、常に満足させてくれる小説だと思います。いい小説に出会えたことに感謝です。
三百話超えでヘビーな小説だと思ったが、意外とサクサク読めました。ここまで長いと内容もマンネリ化するだろうと思いましたがその逆で、ガッツリ心を捉えるような内容で、なにより伏線の多さに圧巻の一言。第一章~第三章父親が勇者で、いずれ勇者を受け継ぐ息子が主人公。舞台は地球。キャラが多くて覚えていられるかと思ったが意外とわかります。第四章~龍郎が異世界転生。様々な苦難が待ち受けていますが、全員で乗り越える、まさに王道!他のレビューである通り第七章が一番すごいです。アイディアにゾクゾクさせられました!現在第八章ですが、これは第七章のインパクトを超えられるのかが不安ですが、きっと裏切らない展開になると信じています!一日一回更新してくれるのでとても嬉しいです。更新できなかったら後日二回更新してくれます。とにかく面白いです。王道が好きな人なら絶対気に入ると思います!
最近目にする小説のなかでも、勇者ものがよく書かれているがこの小説は勇者とはなんなのかが書かれている。勇者として認められるのではなく、自分が勇者だと思うことにより強い信念を持つ。というのが重視されている。信頼していた王国に裏切られ、迫害のような扱いを受ける新米の勇者ミレイと、主人公である龍郎が励まし導いていくのが見所の一つ。最初は新米勇者だった龍郎が仲間たちに支えられながらも命をかけて戦っていた姿に感動したが、4年後には後輩の勇者のミレイを同じように支えて導いていく姿に読んでいる方も励まされた。設定もしっかりしているので長いけどスラスラ読めた。読めばとにかく続きを見たくなります。勇者ってかっこいい。
300話以上ある話なのにグイグイ頭に世界が入ってくる。最強は親だって思ってたのが1章から3章まで。だけど4章からは正真正銘主人公最強。作者の笹塚さんがあらすじで書いていたとおり4章から本番。3章まで地球の話で異世界関係ないじゃんって思ってたけど4章からいきなり異世界転生。ストーリー崩壊しちゃうんじゃないかって不安に思ってたけど7章ですべてが繋がってゾクゾクした。4章から地球と異世界の描写が転々とするけど読みやすい。どこがどこなのかってすぐわかる。3章から描写に「あれ?」って思うところもあったけど、それも伏線のすべて。とにかく伏線の仕込みがうまい。繋がった時は爽快。7章が特に好き。今の所ほとんどの伏線を回収している。だけどまだ伏線がありそうなので今後に期待。少し誤字があるので少し直しい。とにかく続きが読みたい作品のひとつ。