評価:★★★★☆ 3.7
*たまに完結設定をはずして追加掲載するかもしれません。
*何話からでも読めます。同名人物の登場する別作品とも無関係です。たぶん。
*清之助「創作で『絶対』に守るべきは、創作に『絶対』などないということだ。感性を揺さぶり、新たな価値観を創造する。それが創作の存在意義だ。作品は作家そのものだ。人間に『絶対』などという限界は『絶対』に押しつけるな。ヤンデレやケモナーは人類の可能性であり、希望だ。それがこの作品の結論だ!」
ユキタン「あらすじで本編にとどめ刺すなよ!!」
話数:全29話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
創作論。 非常につらい。辛辣である。容赦がない。 読んでいて、そこまで言うのか、と、正直思った。もっと優しい言葉で教えてくれてもよい。なのに、そうなってはいない。 私も小説を書いている。お褒めの言葉を頂戴したこともあれば、興味がないと遠回しに伝えられたこともある。しかして、かつてこれほどの豪速球は食らったことがない。 たとえダメ出しが欲しくとも、そのような機会が必ずあるわけではないのだ。言ってくれる人も必ずあるわけではない。 そんなときほど、こういうテキストが役に立つ。 自分は、惰性で、なんとなく、小説を書いていやしないだろうか。そんな危機感を取り戻すのに、とても有用だ。 内容を盲信する必要はない。反発してもいい。いずれにせよ、そのとき抱いた感情は、必ず糧になるだろう。
同じ作者様の『迷宮地獄は花園天国で粉砕する!!』 に出てくるキャラクターによる、会話形式のハウトゥー作品。 何が危険って、上記の作品を読んだ後であっても、清之助の流れるような説明に、「言われてみれば確かにそうだ!」 と思えてしまう事ではないでしょうか。 この作品で「創作論を聞くのが間違いだ」とタイトルで言われているにもかかわらず、 それでもリアリティがありすぎる。 説得力や重みがあるわけです。 変態そのものなのに。 おそらくそれを支えているのは、あらゆる意味での『ぶっちゃけ』によるものでしょう。 これから長編を書きたいと思っている皆様も、ぜひ貧乳聖騎士アレッサちゃんと一緒に、 ぐるぐる両目で清之助のぶっちゃけトークを聞いてみませんか?