先輩ちゃんと後輩くん 完結日:2018年2月28日 作者:ひとりごと 評価:★★★★★ 4.5理想と現実。 先輩と後輩。 そんな二人の物語。 ※続編希望・連載化希望の旨は感想にいただけると嬉しいです。また、人気が出たら書くかもしれません。 ※胸キュン賞に応募中 話数:全2話 ジャンル:ラブコメ 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 日常 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
ふたりの出会いは、確実な雨予報の出された、ある日の学校。 傘を持たずに恨めしそうに空を見上げる先輩が、その横を素通りしようとした後輩くんを捕まえたまではよかったが……。 理想とはかなりかけ離れていた後輩くん。なんだか話が続かない。 その不思議な距離感を心地よく想いながら、時間が自然に流れていく。 そんな中で、意外な一面を見つけながら、先輩が自分の想いに気がついた。 そして、そんな先輩を、後輩くんは、どう見ていたのか? ふたりのそれぞれの視点で書かれた理由が、最後に、すぅ……っと落ちてくる。 ふたりの想いのやじるしが重ならないのが、物語を楽しく読ませてくれる。 素直になれないんじゃない。なり方を知らなかっただけ。恋愛初心者たちの物語は、とてもじれったく甘酸っぱい。 でも、そこがいい‼︎ 素敵な恋愛小説を見つけてしまった。
この作品は生意気な後輩とどうしようもない先輩の双方の視点から書かれている作品である。生意気で自分の損得でしか考えない後輩。どうしようもなく、ちょっと天然な先輩。二人の視点から、二人の姿が浮かび上がってくるのだ。きっかけは雨の日だった。傘を貸して貰うべく先輩は後輩に頼み込んだ。しかし、生意気な後輩は先輩の頼みを最初は断るが、結局は傘を貸してくれるのである。それが二人の出会いだった。そこから二人の距離は少しずつ近づいていくのである。