評価:★★★★☆ 4.4
ピアニストを目指す瀬川沙紀が六年生になって同じクラスになった男子。彼との出会いが気付かせる、自分のこと、将来の夢、恋心。
*文中の楽曲、替え歌につきましては、著作権、翻案権に抵触しない、フリーのものを選んでいます。
調べてはいますが、もし万が一問題がありましたら、ご指摘の程宜しくお願い申し上げます。
話数:全5話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2018年2月25日
作者:陸 なるみ
いや、ツッコムところはそこではないのですが、書かせてくださいよ。ズルいですから! ズルい!この気持ちを誰か私と共有して!主人公はティーンの女子。端的に言ってしまうと、真面目な「優等生」。でもちょっと、偏屈な子。優等生って、天才とは違うんですよ。優等生には優等生なりの苦悩があります。「いいわけ」への後ろめたさだってありますし、しかも、いいわけにしている「習い事」も壁にぶち当たっている。そんな悩める主人公のクラスメイトは、ちょっと不思議。(その父親はもっと不思議の摩訶不思議)悩むのが青春。悩んでも、「オトナ」の助けがあるのも、青春。すっきりラストが魅力的!子持ちのおじさんが、まるで子供のようにピアノを弾いて歌って踊っている光景がこの作品のハイライト……ではないのですが(ハイライトはアレだよね?)、とにかくこのシーンの盛り上がり方はオカシイ。ほんと、ズルいよ、信ちゃん。