評価:★★★★☆ 3.7
今王都で人気のファッションブランド『ブランリーゼ』
その全てのデザインを手がけるのが伯爵令嬢であるこの私、リーゼ・ブラン。
一年程前、婚約者でもあった王子に婚約破棄を言い渡され、長年通い続けた学園を去る事になったのだけれど、その際前世の記憶を取り戻し一人商売を始める事を決意する。試行錯誤の末、最初に手掛けたドレスが想像以上に評価をもらい、次第に人気を広めていくことになるが、その時国を揺るがす大事件が起きてしまう。
やがて国は変換の時を迎える事になるが、突然目の前に現れる元婚約者。一度は自分をフッた相手をリーゼはどうするのか。
そして謎の青年との出会いで一度は捨て去った恋心が再び蘇る。【注意】恋愛要素が出てくるのは中盤辺りになると思います。最初から恋愛を読みたい方にはそぐわないかもしれません。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
物語の細かい設定や流れよりも誤字脱字のほうが気になってしまって、それがストレスでした。「は」なのか「が」なのかでも印象が変わったりするし、そもそも「は」がなくて、するっと読んだあと戻って把握し直す行がたくさんありました。内容の質が荒削りであったり、文章力や表現力、共感できる文章が書けるかどうか等は、経験などで成長していかれるものと思っているのですが、いかんせん誤字脱字が多すぎるのは読みにくいと感じました。ストーリーはおもしろかったです。個人的に苦手な『似たような横文字の名前が何人も出てきてわかりにくくなる』というのも、そんなに思いませんでした。