評価:★★★★☆ 4.2
世界最強を通り越して規格外の剣闘士(グラディエーター)であるマット。だが、本名は倭(ヤマト)であり、日本のプロレスラーだった。
倭は剣闘士団の興行に付いていくうちに、まだまだ未成熟な殺し合いのショーでしかない剣闘士達の戦いに疑問を持つようになる。
せっかく観客が来てくれているのだから、どうせなら観客を思い切り沸かせてみたい……そう思った倭は、剣闘士の在り方を変えるべく、異世界に改革を起こすのだった。
そんな異端の剣闘士マットは、今日も剣を振り回す剣闘士を千切っては投げ千切っては投げ、巨大なトロール相手にプロレス技をかけて倒していく!
本編完結しました!ぜひ読んでみてください!※まさかの日間ランキング2位、週間7位になりました!ありがとうございます!
プロレスの文字がランキングにあって笑ってしまいました!
話数:全45話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
元日本のプロレスチャンピオン倭(ヤマト)は、試合中の事故により異世界に転移してしまう。二十歳頃の全盛期の肉体を取り戻して異世界へと転移したヤマトは、不運にも気絶している間に奴隷商人に拾われてしまいそのまま剣闘士(グラディエーター)の興行団へと売られてしまっていた。己が肉体と磨き上げられたプロレス技を武器に、並み居る猛者を千切っては投げていくヤマトは、現地の異世界人から畏敬の念を込めて『暴君マット』と呼ばれ始めていく。現代プロレスラーが異世界の格闘興行の形式に一石を投じる様も見どころです。プロレスを知らなくてもプロレスが楽しめるプロレスで無双するプロレス小説、何を言ってるかわからない人はまず本編を読んでみましょう。ちなみに筆者は影響されてリアルでプロレスを見に行ってきました(満足感)
プロレスラーが剣闘士?プロレスラーって剣持つの?って思ったくらい、プロレスはわかりません!タイトルでなんとなく読みはじめ、現時点での最新話まで一気に読みました。語彙が少なくて伝わらないレビューになりそうだけど、そんなことはどうでもいい!と、レビューをつけたくなるくらい面白い作品です。文章は読みやすく、話の進むテンポも軽快で、読んでてダレないです。個人的に好ましく面白い個性のキャラクターが多く、読み進めやすさに一役かっているように思います。主人公の信念や言動から伝わってくるものは、なんとなくプロレスの良さも伝わってきます。細かい内容は是非ご自分で読んで確かめてみてください!私は勢いでレビューした上に、うっかりプロレス動画を見はじめるくらい、この作品に気分を盛り上げられました。