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文明開化から幾許か経つ世。
物の怪退治を担う『夕狩隊』。そこに所属する少年、刃ヶ暮辻時は、『痕負い導師』という名称の『鬼』である。
――――これは、とある小咄囃子。彼が関わる怪奇譚。物の怪囃子、与太話。浮世の狭間で得た栄し。
今生常々無礼講。今時徒然逃避行。
時は開化の鐘が鳴り、一夜で有様変わる渡期。
生まれ出づる我らの居場所は、浮世の絶え間とくりゃしゃんせ。「それではさよなら、また来世」
鬼が笑う小咄囃子、ちょいと看取ってくりゃしゃんせ。
※再掲載です。
話数:全18話
ジャンル:異能バトル
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録