評価:★★★★☆ 3.8
(c) 2018 Maron Shirata
キュンキュンする短編をどうぞ。
赤面する女の子って可愛いな、と思いたって書いた作品です。
幼馴染みのイケメン啓介クンから毎度のごとく「好きだぜ」と言われるあおい。
彼からは小学生の時、二度もキスされた経験があった。
だから彼のその言葉は赤面症の自分をからかうだけの言葉だって分かっていた。そんな時、親友の純子ちゃんが啓介クンにコクハクすると言う。
純子ちゃんは女の自分から見ても非の打ち所がない美少女。
絶対啓介クンと付き合うことになるって思った。揺れ動くあおいの心、やっと自分が啓介クンのことを好きだと気づいた時、
すでに遅すぎたことを覚って愕然としてしまう。前編、中編、後編の三話、8000字ちょっとで完結します。
話数:全3話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
啓介クンとわたし(=あおい)は幼馴染。学び舎を共にする、中学生同士。でも、少し困り者でもあるの。。。 そう、いつもわたしを見て「好き」とか「彼女になれよ」とか。。。 ああ、思い出すだけで顔が熱くなる! はあ、どうしよう。。。◇◇◇ この作品はまさに青春の1ページ。いや、まるで1曲の歌詞で魅せられている、そんな感じ。全3話と連載モノにしては控えめだが、それでも世界観や起承転結はバッチリ! (・∀・)ニヤニヤしながら読んじゃいました(笑) 14歳の少女。彼女の視点で描かれた青春物語は、読者の皆さんも「赤面症」にしてしまうかも!?
幼馴染の自分に対しての行動に、いまいち理解が追いついていない女の子の物語。 一度目のキス、続けての二度目のキス、意識していたお互いの感情のギャップがとても初々しいのです。「本気なんだけどな」 この想いを、最後まで貫く一途な男の子には惚れ惚れしちゃう。「わ、私赤面症なんだからしょうがないじゃん!」 この想いを、勘違いしちゃう女の子もかわいらしい。 そんな、恋のベクトルが向き合わない、幼馴染の間には、新たな恋の事件が起こり得るのです。わたしが告白してもいい……? という。 さて、友達は障害になってしまうのか? 今更無くして悔やむのか? 誰を選ぶのか? そんな難題に対しての解答が鮮やかで、爽やかで、甘酸っぱい。 男の子の模範解答、そこが素敵な恋愛小説……。