A.A.H.B 完結日:2018年4月3日 作者:とろーちはる 評価:★★★★☆ 4父の影響でニューギニアの文化に興味を持った明石由美子は渡航中、大時化で船が難破し、流された先の浜辺で、アオという未開地の部族の娘と知り合う。アオと仲良くなった由美子は、国際交流を通してアオを日本に招き、かけがえのない思い出を作っていくが――。 話数:全12話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
面白い! と、素直にそう思えた作品です! 推理小説を読み慣れていない自分でも、すらすらと読み進められる退屈しない地の文や様々な伏線。 そして、文化の異なる二人が経験するお互いの国の光と闇。アオとの楽しい思い出、現地で巻き込まれる事件、味わう絶望、そして友情。 終盤に紐解かれる事件の真相には思わず感嘆のため息が漏れました! 何より、これだけ詰まった内容にも関わらず、一話一話が読み易い長さで纏まっており、読了まで二万字以内という絶妙な文章量は、この作品の魅力の一つと捉えます! 手軽に(語弊があるかもしれませんが)本格的な推理小説を楽しみたいという方に是非オススメしたい作品です!