優しさのゆくえ 完結日:2018年3月30日 作者:藤乃 澄乃 評価:★★★★☆ 4ある日突然かかってきた電話。恐る恐るでてみると……。 この作品は、あるカップルの一場面を切り取って描いた拙作短編『優しさの鼓動』をワンシーンとし、そのカップルの馴れ初めからのその後を描いた物語です。 著作者:藤乃 澄乃 無断転載は固く禁じます。 話数:全36話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 優しさの鼓動 友達 合コン 幼馴染 恋の予感 日常 紅茶 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
恋をすると、言葉では表現しきれない気持ちを感じることはありませんか?それは、ときめきだったり、ドキドキだったり、もやもやだったり。単語にしてしまうと簡単ですが、この作品はその気持ちが女性目線で細かく綴られています。心理描写が秀逸です。恋をすると感じる想い。相手の男性のことがよく分からないから、慎重になる女性心理。主人公の女性、桜花は、とても慎重に相手の男性、川崎さんをみています。男性から見ると桜花の心理は重いかもしれません。ですが、女性にとってはとても大事なことです。どんな男性と付き合うか、はとても大事ですから。桜花の心は女性らしく揺らいでいて、厳しくもあります。桜花の細かいこころの動きは、共感する人も多いのではないでしょうか?恋をしたら女性はこういう事を考える、ということを男性にも読んでほしいし、女性にも再度感じてほしいと思います。
山口桜花は女子大生。本当の恋愛はまだ知らない。そんな彼女に1本の電話が入る。どこか不思議な声。表情は見えないのに、そのひとのことが気にかかる。川崎さん。桜花の心に張られた氷は、その優しさ・温もりに溶かされ、やがて【思慕のタネ】は萌芽するのだが……◇◇◇『詩集』をはじめ、人々の感情を【詩】に表してきた藤乃 澄乃先生による渾身の連載作品!終始、桜花の視点から彼女の大学生活が紡がれており、つい感情移入してしまうかも!?情景描写は写実的。感情表現は文学的。じつに素晴らしい作品だと、私は自信を以ておススメします!ぜひ読んでください♪わたしの【想い】があなたのもとへ届きますように。