算数の妖精さん 完結日:2018年3月30日 作者:天満川鈴 評価:★★★★★ 4.5「僕、『算数の妖精』が見えるんだ」 隣の席の山田君が発した言葉はあまりに衝撃的だった。 まるでファンタジー漫画に出てくる氷の国の王子様なのに。 ううん? そんな彼だから、こんなファンタジーなこと言っちゃってるのかもしれない。 どんな返事をすればいいのやら。 だけどそんな心配は無用だった。 妖精は、わたしの元にも現れたから。 話数:全3話 ジャンル:現代ファンタジー 登場人物 主人公属性 主人公は小学六年生 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 バレンタインデー ホワイトデー まんが図書館 中学受験 児童向け 女性視点 小学生 日常 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
ヒロインの将来は公務員。でも本当の夢は菓子職人。 隣の席の山田君、将来は警察官。でも本当になりたいモノは漫画家。 親に将来を決められているという共通点を持つふたりが、算数の難問にぶつかったところから、奇妙な方向へと物語が進んでいく。 『算数の妖精』が現れて、答を教えてくれるという山田君。 半信半疑なヒロインが召喚の儀式を行うと、そこに現れた者は……? お互いの利害の一致から始めた勉強会。 時に励まされ、殆どはすれ違う。 そんな山田君に、別の感情も芽生えてはいくけれど……。 ヒロインは、恋と勉強、どちらも成就できるだろうか? 紆余曲折、波乱万丈、いろいろあるけど、そのどれもが甘酸っぱい。 そんな、素敵な物語は如何……?