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 個性的な仲間たちと古代の船に乗り、与えられた使命を果たすため「旅」に出る。
 主な同行者は美少女二人、武人で戦略家の船長と部下の船乗りたち。
 だが、時代は十世紀の初め(平安時代中期)で、舞台は東シナ海と周辺の国や島々だ。
 
 航海の出発点は、鹿児島県の奄美群島の一つ徳之島――。
 そこに小さな王国「トカム(度感)」があった。
異世界に転がり込んだ当初から、命の危険にさらされるような出来事が続き、憔悴気味のカイト。
 王の館に招かれ、少女たちと引き合わされる。
 一人は王の娘、もう一人は、海賊にさらわれてきた南方系の少女だった。

 島の暮らしに慣れた頃、王から「沖縄への旅」を依頼される。
 王国存続のために必要な「ある物」を受け取ってきて欲しいと言うのだ。
 「なぜ僕が?」と思い、断ろうとした。しかし、結果として船に乗ることとなった。

 カイトと二人の少女は、それぞれ内面に課題を抱えていた。
 旅の過程で、課題と正面から向き合わざるを得なくなる。
 「旅」は苦難の連続だった。
 海賊、妖魔、怪物、大陸からの侵攻軍などに襲われ、何度も絶体絶命のピンチに陥る。
 その度に「旅の仲間たち」は力を合わせ知恵を振り絞って困難を乗り越えていく。

 《一章》「トカム王国」の暮らし。奄美航路
・王国の成り立ちを知る。海賊の襲撃を受け、海の亡霊や妖怪と遭遇する。
 《二章》沖縄本島での海戦。「聖地」へ向けての旅
・海賊と正面から激突。ある部族の村へ行き、「聖なる山」を目指すことになる。
 《三章》現代の東京へ時間旅行。少女たちと散策
・「聖地」から「浅草寺」へ。あるカミ神)と出会い、上野で花見を楽しむ。 
 《四章》「斎場御嶽」の巫女集団。防衛体制の構築。
・沖縄へ転移し、巫女たちに迎えられる。大陸からの侵攻を知り、味方を集めて砦を築く。
 《五章》「首里」の砦での防衛戦。妖術、邪神の襲来
・沖縄を生活の場とする者たちが集結。大陸からの侵略軍と戦うが、追いつめられる。
 《六章》「ケラマ諸島」での海戦。ラスボスとの一騎打ち
・起死回生の反撃に出る。しかし、巨大な邪神が現れ、味方の船団は壊滅した。だが……。
 《七章》「羽衣伝説」と琉球国へ道。その後のカイトは?
・「旅の仲間」たちは、夢の実現へ。現代に戻ったカイトが、学校で考えたこと。



登場人物
主人公属性
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職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象