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寛政6[1794]年5月。いきなり28枚の大判浮世絵(役者絵)でデビューした新人浮世絵師・東洲斎写楽。かれはおよそ10ヶ月と云う短期間でおよそ150枚ものインパクトにとむ浮世絵をのこしてこつぜんとすがたをけしました。東洲斎写楽の正体は阿波藩の能役者で斎藤十郎兵衛と云います。しかし、東洲斎写楽の作品すべてが斎藤十郎兵衛のえがいたものではありません。さらに写楽の作品のなかには歌舞伎役者の名前がまちがってつたわっているものがいくつかあります。この美術エッセイでは、写楽絵の詳細な比較分析や文献調査などで、それらをあきらかにしていきます。これまでの写楽研究を根底からくつがえす画期的な新写楽論です。どうぞおたのしみに!


話数:全29話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象