評価:★★★★☆ 4.3
北町奉行所の与力の役を退き、悠々自適の隠居の身分だったはずの囲碁好きの老人、岩橋正佐衛門が惨殺された。
正佐衛門は北町奉行所では評判の良い能吏で、人の恨みを買うような侍ではない。
下手人は物取りと思われたが、奉行所の必死の探索にもかかわらず捕まっていなかった。
岩橋の家は、暗澹たる雰囲気の中、静かに喪に服していた。
そこに突然現れた、大兵の浪人。
凶悪な面相をしたその浪人は、若かりし頃悪行の数々を尽くし、岩橋の家を捨てて出奔した正佐衛門の弟、源次郎だった。
源次郎は、家の人間に嫌われながらも、なぜか岩橋の家にとどまる。
正佐衛門の妻、琴や家督を継いだ息子、主税は嫌がらせを重ねるが、源次郎はどこ吹く風で岩橋家の座敷牢に居座る。
源次郎の目的はいったい何なのか……。
やがて、正佐衛門の秘密と源次郎の目的が明らかになるとき、岩橋の家に未曽有の危機が訪れる……。
話数:全24話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:江戸
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり