死体ですが、刑事達の捜査がトンチンカンで困っています 完結日:2018年3月22日 作者:志雄崎あおい 評価:★★★★☆ 3.8目が覚めるとわたしは死体になっていた。 犯人が捕まれば成仏できそうだけど、やってきた刑事達の捜査がトンチンカン過ぎてやばい。 うーん、わたし大丈夫かな。 話数:全2話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 刑事 捜査 死体目線 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
アパートの一室で、ある1人の女性が殺害された。……のだが、その女性はなんと成仏し切れず、死体のまま意識を保っていた! 事件を知り捜査に踏み込んできた刑事達に、女性はなんとか真相を伝えようとする。 しかし頼みの綱の刑事達は、次々とダメすぎる推理を連発! 果たして死体になってしまった彼女は、無事に事件解決を見届けて成仏することができるのだろうか? 殺人事件というシリアスにならざるを得ないはずの空間で、ダメすぎる推理と死体によるツッコミが吹き荒れる短編作品です。どんな顔すればいいのか分からない? じゃあ笑えばいいと思うよ! 是非、ご一読ください!(^^)
主人公は死体!その主人公を殺した犯人は誰か。どうやって殺したのか。なぜ殺したのか。その全てが読者に明かされています!ここから何を推理しろというのでしょうか?それはオチです!あなたは、この展開から、どんなオチになるのかを推理しなければいけません!私はぜんぜん分かりませんでした!このオチが分かったら、マジでスゴいです!
さて、気が付いたら死体になっていたこの主人公、なかなか得難い経験(大部分の人は永久に経験したくないだろうが)をすることになる。 自分の死んだ事件の捜査現場を俯瞰することになってしまったのだ。 さて、ご遺体にとりついた地縛霊が主人公の本作の面白さは、トンチンカンな刑事さんたちが生み出す秀逸なボケ捜査と冴えわたる主人公の突っ込みだ。 いや、まあ本当にこいつらよく捜査課に配属されたなと思わなくもないある意味で逸材ともいえる刑事さんたち、少なくとも私は大好きだ。 そりゃ、主人公たちからすればたまったもんじゃない。 ここから先は、ぜひご一読の上でお確かめいただきたい。 読了したあなたはきっとこういうことだろう。「ダメだこりゃ」と
アパートの自室に横たわるわたし。主人公はタイトルのとおり死体です。犯人が捕まるまで成仏はできないだろう。どっからどう見ても他殺だろ、という証拠が揃っているのに現場に来た刑事がポンコツだった。事件を迷宮入りさせるつもりとしか思えないずれた推理の数々、果たして犯人は捕まるのか。主人公は成仏できるのか。最初から最後まで笑いが止まらない、楽しいミステリーです。