評価:★★★★☆ 4.2
人間文明が衰退し、地上からその姿を消して約2000年。
天空に浮かぶ人工島で最後の人類の世話をしていたシロクマ型人工生物『フルーフ』は、ひょんなことから地上からやってきた新しい人類『亜人』の少女に出会い、汚染されていた大地に降り立つ。地上に降り立った彼が見たのは、亜人たちが新しい世界を営み、魔獣やグールといった怪物たちと生存戦争を繰り広げている、黎明の時代。
かつての文明が遺したコミックやノベルを読んで、本の中にあるような冒険や出会いに憧れていた10歳の人工生物はさっそく亜人たちに接触!
ですが、彼は農作業用のユニットとして生み出された人工生物で、とてつもない力と頑強さを持ち合わせていますが、その見た目は恐ろしい獣の姿です。ときに亜人たちに恐れられることも。「いやああっふうううう! そんなことより冒険だ!」
だけど、自重を知らない人工生物は気にすることもなく、能天気にロストテクノロジーの力(主に腕力)で旅をする。
そうして無垢な生命は未知の世界を冒険し、様々な出会いを重ね、やがて己の自我を確立していく。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
皆さまは、おっぱいを揉むという言葉の重みを皆さまは考えたことがありますか。おっぱいを揉む。男子なら、一度は抱いたことのある願望ではないでしょうか。私は現在進行形で夢であると、大胸筋…雄っぱいに誓って公言しています。おっぱいをもむということ。即ちそれは、全男性、全人類の共通の夢だということに他ならないのです。ということは、タイトルには「ぼくは、人類の夢を背負って生きています」というメッセージが込められている、ということにも繋がります。おっぱいという言葉はとても重く尊いものですね。※解釈には個人差がございます。主人公はタイトルの通り「おっぱいをもみたい」という夢を抱いています。しかし、その夢を追う中で新たな想いや気持ちに気づき、その変化に連動するようにして、主人公の周囲のキャラクター達の心も突き動かしていくことになります。人類の夢とおっぱいとを紡ぐ、大変素晴らしい作品です。
……タイトルが怪しい?主人公がケモノ?登場人物がカメレオン型ロボットやお爺さんだけの序盤?アニメ化されにくい題材っぽいから読まない?はぁ……まぁ、いいや。ちょっとこっち来い。よし、読まないって思ったお前ら、全員そこに座れ。いいから座れ。とにかく聞け。黙って聞け。 ……いいか?面白いってのはな?良い意味で期待を裏切られながらも《キッチリ押さえるべき所はしっかり押さえる》ってことだ。チートだの現代文明持ち込みだのレベルカンストだの手垢の付いたつまんないテンプレ設定なんて存在しなくても面白いものは必ず存在するの!!これはそれがある面白い小説なんだよ!!!しのごの言うな!!読め!!!読んだら必ずブクマしろ!!もちろんポイント入れとけ!!判ったか!!そうやって、みんなで応援して作者を盛り立てて……主人公におっぱいもませてやろうよ……。……あ、全年齢対象作品だから無理か。でも読め!!!
文章が読みやすく、気がつけば作者様の世界の中に自然と入っている。個性豊かなキャラクター達が織りなす独特な会話は読んでいて幸せな気持ちになります。そして何より主人公が可愛く明るい紳士だということ…これが私的には一番良いところでした。仕事で疲れて帰ってきた貴方にこそ読んでいただきたい作品です。その明るさ、ポジティブさに明日も頑張ろう!という気にしてくれます。読めば貴方もポジティブマン!さぁ、一緒に読みましょう!!
タイトルを最初見たときは、おいおい、どんな童貞ハーレム妄想小説だよw と思いましたよ。 ええ、ほんとに、(笑)って感じで、指でぽちっとタップしました。 そしたら、中から出てきたブツが想像とまるで違う! 冒頭は衰退してゆく文明の淋しさがあり、天空の島という、頭に思い浮かべるとそれはそれは夢のある場所が描かれ、 主人公が『シロクマ』。 またもや予想の斜め上をゆく展開! しかもこいつ、シロクマのくせに人間の女の子のおっぱいがもみたいという夢を抱いている。 なんだよタイトルに偽りなしかよ!! タイトル詐欺かと思ったらタイトル通りかよ! 斜め上をゆくトリッキーな設定てんこもりなのに、『人間世界』から『異世界』への転移型でもある、超王道! なにこれ! 一気読みしました! 王道ファンタジーの新たな扉を開いてる作品です! まだ読んでない方は是非読んでみて下さい!
能天気な主人公のシロクマ『フルーフ』と皮肉屋の相棒『フリートーク』とのやり取りなど、文章において表現の引き出しがすごいです。さらりと文は進むのに、シーンの瞬間や心情が目に浮かび、そして降り注ぐユーモアの雨あられw読んでて何度吹き出したことかwリンクを踏んで、ドデンと題名が出たときはビックリして仰け反っちゃいしたが、ほんとに面白いので、思い切って読んでください!※主人公は変態じゃなく、純朴な紳士シロクマくんです。
オーケー、オーケー。おっぱいに興味があるのは健全な証。だが、ちょっと待って欲しい。軽いネタバレだが、素敵なおっぱいを持つ犬耳少女は5話のラストからなんだ。どうかそれまで肩すかしと思わないで、小気味良いSFや、可愛いメカシロクマと皮肉屋のトカゲとの会話を楽しんで欲しい。良質なSF魔法世界観と、暗すぎない良いあんばいのポストアポカリプスなので。これは、たった一つの夢に思いを馳せる、純粋な白熊型人工生物のお話。彼は、それさえあれば未知の世界にだって飛び出せる!例え外の世界で勘違いされて撃たれても、グールに襲われても、今日もシロクマのフルーフは歩いて行ける!そこに【おっぱいがもみたい】という夢があるから!