評価:★★★★☆ 4
数年前に天涯孤独となった青年――テフランは、片親だった父の後を追うように、迷宮を抜けて地底世界に至ろうと奮闘する渡界者の新米となった。
彼は迷宮の転移罠によって、自分では決して勝てない魔物や魔獣が現れる場所に跳ばされてしまう。
逃げに逃げた果てに出会ったのは、『告死の乙女』と呼ばれている、絶世の美女ながら迷宮内で発生する人型の最強敵性種族だった。
それなのに、なぜかテフランのことを主と定め、やがて義母を名乗るようになる。
彼女の魅惑的な肉体やその自覚有り無しの誘惑や、常識はずれな突飛な行動に、テフランは頭を悩ませる。
果たして彼は、渡界者の本願たる地底世界にたどり着けるのか。はたまた絶世の美女の肉体に溺れてしまうのか。
時代:未登録
舞台:ダンジョン都市が舞台
雰囲気:未登録
展開:未登録
妄想炸裂しそうな作品タイトルに惹かる読者の期待を裏切らないのは流石です!今朝はマラソン日和だけど風邪気味な北海( ̄(工) ̄)!複数の作品を完結させてる安心と信頼の実績がある作家が綴る美人義母イケイケぶっ殺すぞ軍団?と主人公の探索者物語尊敬しつつも若干ディスりたくなる父親像を持つ主人公テフランが、父の教えを守りつつ一人前の「男」へ成長して行きます。弱いまんまでは無い、信念ある男の矜持を示す主人公が義母に甘々されつつも親離れできるのか出来ないのか生暖かく作品を見守ってください。