評価:★★★★☆ 3.9
とあるファンタジー・リアルタイム・ストラテジーゲームで「アラクネア」という攻撃的で、異形の蟲たちによる陣営を好んで使うことで有名だった主人公。
ある日、彼女は自分がそのアラクネアの陣営の中にいることに気付く。
ただし、そこはゲームの世界ではなく異世界であった。
そして、否応なしに蟲たちの女王となってしまった理性喪失寸前の主人公は、必死に抗いつつも、主人公を女王陛下と崇めて盲信する獰猛な蟲の軍団を率いて世界征服を目指してしまうことになる。
かくて、始まるは蟲たちによる蹂躙劇。
これは己の理性を信じる主人公と異形の蟲たちが織り成す物語である。
セルバンテスでも連載中。
話数:全133話
ジャンル:エピック・ファンタジー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
誤字脱字、漢字変換間違いを気にしない人向けです。各勢力首脳陣の浅慮具合も気にしてはいけません。今後主人公の立ち位置をどう持っていくかは、楽しみではあります。着眼点は面白いものがありますが、後出し感が強い「新規ユニット」なるもの等に代表される、ご都合主義的なものは好みが別れるかと。世界観、勢力等の設定自体を楽しめる方におすすめです。
一時期ニュースを騒がせた、火蟻という蟻をご存知だろうか?南米大陸原産の外来種なのだが、主人公が女王をしているアラクネア勢力は、まさに火蟻だ。女王蟻と、僅かな働き蟻の段階で駆除出来なかった火蟻は、爆発的に増える上に他の全てを駆逐する。そして、アラクネア勢力と女王陛下たる主人公は、最初期に駆除されなかった。火蟻には天敵が存在する。だが果たして主人公には天敵が存在するのだろうか?