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その公演はアイドルグループ『Salt』の一つの大きな節目のようなものであった。これからの自分達の進退などのこともあり手放しに喜んではいられなかったが、プロデューサー・深山不器男をはじめ、みなそれぞれ自分なりの感慨に耽っている。しかし公演後再び幕が上がったことにより、事態は急変してしまう。ステージにいたのは『has』。不器男の先輩である小塚幸生のプロデュースしているアイドルグループである。幸生は不器男に無断で、上手くいってないhasの宣伝にSaltの公演を利用したのだ。不器男は当然食ってかかるが、幸生は恥をかかされたと思い憮然とする。この小さなわだかまりが、後のアイドル史上に残る大事件の発端となるのであった……。
この小説は以前投稿いたしました小説『白光の陰』https://ncode.syosetu.com/n9653dy/ と関わりがございます。よろしければこちらもお読みになっていただけると嬉しいです。
この作品は『エブリスタ』様にも掲載しています。
話数:全18話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
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職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:全年齢対象