新日本警察エリミナーレ 完結日:2018年4月11日 作者:四季 評価:★★★★☆ 4.2日本のようで日本でない世界・新日本。 そこには、裏社会の悪を裁く組織が存在したーーその名は『新日本警察エリミナーレ』。 ……とかっこよく言ってみるものの、案外のんびり活動している、そんな組織のお話です。 著作者:四季 無断転載は固く禁じます。 ※この作品は「小説カキコ」にも掲載しています。 話数:全161話 ジャンル:仕事もの 登場人物 主人公属性 女主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 お姉さん バトル 年の差 日常 食事 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
先ず、レヴューが連載終了後暫くしてからに成り申し訳ございません。去年より絶賛の傑作で、数多の良質なレヴューが寄せられており、ボクが立ち入る余地はない・・・?と、しり込みしておりました。魅力的で個性的な面々が、各々の長所を武器に、謎めいた組織と対峙するという構図。そして、随所に挿入される日常?エピソードにより、作品に深みが増してそれは正に「読書」という嗜好欲をかきたてます。大袈裟ではなくて、ボクは体調不良による診療の合間にスマホの小さな液晶で愛読したりもしました。文章に一切の贅肉が無い。描写の多彩さと、愛読者への心配り、安定的な質と間隔の連載。その類稀なセンスは、坐して生まれながらに得られた才ではなく、幾多の文をこよなく愛し、触れて、(書き出さずには治まらない衝動と意欲『創造力』)を、少年少女時代に培われたのだと想像します。その四季先生の出世作品を乞うご覧ください。
「 面白い!! 」「 飽きない!! 」「 すぐ読める!! 」何よりも騙されてしまうのは表題でしょうか?しかし読んでみれば…。流れるような文章で丁寧。練り込まれている構成。そして個性的でありながらも人間臭さのある登場人物達。だまされましたね…。読み込んでいくほどに物語にのめり込める情景の表現力も魅力です。こういうジャンルだからと毛嫌いしてる方に、ぜひ次に読む一冊として手に取って欲しいと思う。
この作品のタイトルだけをみれば普通の警察関連の物語と思われる方は、多数おられると思います!しかしこの作品は、驚きのところがありまして、一つはファンタジー作品であること。そしてもう一つは、一人一人のキャラクターが生き生きしております!これは近いうちにアニメ化になる可能性高確率と言っていいでしょう! 是非皆さんご覧ください!
いやぁ、自分が50話まで更新されていたあたりから読み始め、長時間読むのが苦手な自分が唯一、一気に読み切った作品です。100話記念として、書かせていただきます。とにかく、100話までの内容を書かせていただくと、「面白い」の一言につきます。正直いって400文字以内でレビューとかこの方のこの作品では不可能な訳でして…。10話辺りまでは普通に読んでて失礼ですが普通に面白いな、程度の気持ちで読んでいたのですが、次々と読んでいくにつれて…「ここでこうなるの!?」とか「うぉぉ…(感嘆)」みたいなことが常に起こるようになってしまって…笑自分は普段絶対こういう作品読まないんですが、何故かこの方の作品は…こう、引きつけるものがあるというか、面白いものが多くて読んでしまうのです。毎日の様に投稿されているので、続編が気になったらすぐ読めて、とてもストレスのたまらない作品でもあります笑ぜひ読んでみてください!
いやぁ、レビューにこんなに悩む作品も珍しいんですよね?何故かと言えば、読んでいくと後半の展開に触れてしまいたくなるんですよ!タイトルを初めて読んだ時は単なるヒューマンドラマかと思う人もいるでしょうが、仲間は複雑でキャラが本当に生き生きとしてるんですよ!小さな仕草一つ見逃せないのか!などと、感じながらもまるでピースをポケットに詰め込み一緒に歩むように作品の世界観は作者様の深い心理描写あってこそと感じますね。舞台は未来、警察組織でありながら、現代とは違うリアルを作り上げる素敵な作品でしたね。すでに本編は折り返しを過ぎてる見たいですが?がっつり読める一作ですよ!
エリミナーレという、警察とは別の民間組織も治安維持に活躍している近未来の日本が舞台の作品です。そう聞くとハードなポリスアクションをイメージしがちですが、この作品はまったくそんなことはありません。もちろん、犯人との戦闘シーンなどアクションも随所にありますが、メインとなるのは、主人公・沙羅の一人称視点で語られる、エリミナーレの個性的な面々が織り成すほんわか日常系ストーリー。心情描写が非常に細やかで、スラングも殆ど使わない落ち着いた台詞回し。かと言って単調と言うわけでもなく「これは真面目に言ってるのかな?それともギャグ?」と言う感じの、独特の静かな突っ込みが随所で笑いを誘います。沙羅の焦れ焦れした一途な恋も必見!初投稿から約2ヶ月半、毎日更新されてるので「今日のエリミナーレの面々はどうなったかな?」と、読み手もエリミナーレの一員になったような気分で楽しめますよ♪
最初に読んで思った事。複雑な人間模様とヒューマンドラマ。新日本警察エリミナーレの、おそらく柱の一つでしょう。読む人の想像力を掻き立て、惹きつける。登場人物の一挙手一投足すべてが気になります。時折ぶつかり合い、そして距離を縮めてくる。戦闘も読み応えありで迫力満載。もし、このレビューを目に止めてくれる方がいらっしゃいましたら、是非この世界の舞台である六宮駅にお立ち寄りください。個性的な人々が、みなさんを温かく迎えてくれますよ。読んでいてハラハラしたりすることもありますが、新日本警察エリミナーレは素晴らしい世界です。
主人公 沙羅は学生時代に自分を救ってくれた一人の男に憧れ、恋焦がれた。そして彼女が大人になった時、その進むべき道は彼の居る場所へ……。―――それが新日本警察エリミナーレという団体―――人を守り、悪をくじく……その様な仕事を請け負う団体のメンバーへ迎えられた彼女はそこで想像を絶する情景を目の当たりにするのであった……イイ意味で。長であり、当たりの厳しいエリナを筆頭に沙羅の憧れの人・武田強く優しいお姉様・レイ静かなる料理王・モルテリア女好きのお調子者・ナギ独特の雰囲気を持つ彼等とのゆるりとした、それでいて時に来る激動の展開の数々。戦う力を持たず、トラブルを呼び込む体質を持った主人公沙羅を取り巻く環境は、物語が進むにつれて徐々にその妖しさを醸し出していく……。果たして、彼女の持つ秘密とは……。それは物語を読む事で明らかになるでしょう。
個性的なキャラが織りなす人間模様。サラリとした読みやすい文章でありながら戦闘シーンなどもしっかりとビジュアルが目に浮かんできます。そしてなにより、作者の優しさを感じさせる物語に魅了させられます。 勉強させられる作品です。冬休みにぜひ読んでいただきたいお薦めの作品です。 今後の展開に期待しつつ、レビューを書かせていただきました。
新日本警察エリミナーレタイトルを見る限り、所謂警察ものだとお思いですよね?いやいや、日本とはちょっと違うのです。なんせ「新」ですから!新日本とは日本に限りなく近い異世界です。そこには裏社会の悪を裁く組織が存在します。それが新日本警察エリミナーレ。うん、カッコいい。が!その実、ほんわかとした学園物の優しい空気が流れています。「これは、クッキーですか?」「……うん。昨日作ったから、新鮮」「もしかして、これってモルさんの手作りですか?」コレ、戦闘中の会話です。いや、息を呑む戦闘シーンもあります。食いしん坊キャラもいます!…どうもそっちに目が行きがちですが、要は学園恋愛小説に警察物の派手なアクションシーンが加わり、丁寧な描写で真面目に笑わせるコメディ要素も兼ね備えているのです。バームクーヘン小説とでも言いましょうか。甘党の方必見です!