国王になりたいだなんて言ってないby主

生まれのせいで王位継承権の無いセレンは、王妃や異母兄に疎まれる日々を送っていた。だがそれも、愛国心は高いが王宮よりも農業の方に興味のあるセレンにとっては、それほど気にする事でも無かった。王政に興味を持たないことを却って喜ばしく思う人たちの方が多いので、セレンはこっそり城外に出るなど、ある程度気ままな日々を送っていたのだ。

だが、父である国王の死でセレンの状況は一変。
前国王の信頼する宰相に一目置かれているせいで、自らの意志と反して国政に巻き込まれていく。

陰謀とかちょこちょこありますが、早い話、農民出身のルウクと国王の庶子であるセレンとの友情がメインのお話……のつもりが、国政どっぷりの展開になってきています……。諸々の問題を片付けて、セレンは目指す国づくりが出来るのか？

ジャンルは悩んだ挙句、ローファンタジーでいいのかなと、設定しましたw

2017/3/11に、大まかな登場人物紹介のページを冒頭に付け加えました。
2017/8/29に、分かり難い諸々の問題について、登場人物紹介のページに簡潔にまとめを追加しました。