評価:★★★☆☆ 3.4
ローシーズは精霊だ。『神秘』と呼ばれる、不思議な生き物のひとつ。
ある日彼女の本体――薄紅の花をつける大樹の下に、一人の青年が花束を置いた。毎日のように彼は訪れ、花を置いていく。
その行動に興味を持ったローシーズは、木の上から彼に話しかけてみた。
「あなたは何をしてらっしゃるの?」
彼は一瞬驚いて、寂しげな顔をした。
「大好きだった人への、謝罪かな」君が俺を忘れても、きっとこの恋は、消えることはないのだろう。
――――もしあなたが私を忘れても、いつかあなたとまた、恋をする。
*神秘世界シリーズ第三弾です。前作・前前作を見る必要はありませんが、見てくれると作者が喜びます。
*カクヨムにも投稿しました。
*あとがき・キャラ設定などは活動報告にて。
話数:全6話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録