評価:★★★★☆ 4.1
僕、千葉武人は将来の夢がパティシエだからお菓子作りが趣味なだけの普通の男だというのに、よく「女子力が高い」と評されることがある。褒めているのか貶しているのかよく分からないそんなことを言われるけれど、まぁ実生活にそれほど被害があるわけではない。
そんな僕が帰り道、学校一の美少女である和泉真理菜に言われた謎の要請。「私に女子力を教えてください」
どうして僕の周りには、これほど女子力が根底から欠如している女子しかいないのだろう。
JINKE小説大賞 学園純愛もの
応募しております!
話数:全90話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
決まっている。世界を相手にしても戦える女子の力のことである。そんな世界を舞台に戦えるほどの女子に力を与えることのできる力も、きっと女子力と呼ぶに違いない。ところで、本作の見所の一つにセリフ回しが挙げられる。脳筋系美女を書かせたら天下一品の筧先生の作品である以上、主人公の女の子、その口から繰り出される一言一言にはとてつもない破壊力があるのだ。ここで詳しくは語るわけにはいかないため、ぜひ読んで確かめて欲しい。特に、ラスト!世界を制する目前で放たれた一言は……圧巻だった。笑いと感動をありがとう。