かつらつららはつまらない 完結日:2018年5月13日 作者:平賀・仲田・香菜 評価:★★★★☆ 4.4私、「桂つらら」は気づきました。 この世界がつまらないのは自分のせいであると。 人生をオモシロオカシクする為に、今日も私は、充実した人生の妄想を繰り広げます。 話数:全26話 ジャンル:アドベンチャー 登場人物 主人公属性 女主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 かわいい 女の子 妄想 日常 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
主人公の少女はこの世界が、『つまらない』と思っていた。同時にその原因は、自分のせいだとも思っていたんだ。そんな少女だからこそ、友人達と過ごす生活に刺激を求めたんだろう。少女が経験する妄想と現実の狭間に見る物とは…。不思議な世界観を持つ作風が、読む者を飽きさせない。結末の見えない作品を是非、最後まで楽しんで下さい。オススメです♪
“文芸そうな内容でありながらも、ごく普通の妄想好き女子高生が主役の本作。彼女は妄想ばかりしながらも、友人達と””実に平凡と感じる””毎日に一石を投じるべく奮闘する。平凡な毎日、その日常を改善すべく打開策を求めた先に在る驚きの答えとは。この作品は妄想好きの高校二年女子が体験する、数日間。その妄想の中では友人達が非日常に暴れ回る!…が、当の本人の周りでは何も無い日常が過ぎる…だけれども…?そんな内容です。往年の人気作を混ぜた様な、それでいながらも、最後の答えには、読む人を楽しませてくれる驚きのある短編作品です。是非””普通””に退屈している非現実を求める方は、御一読してみては?”
本作の特長はライトノベルのようなテンポの良い展開と文学のような堅めの文章の合わせ技です。そのために独特の雰囲気を楽しむことができます。ネタバレを防ぐために詳細は省きますが、主人公が日常をつまらないと嘆くところから始まり、妄想に入って、物語に展開が起こり、盛り上がったままラストを迎えるという構成が気持ちのいい読了感をもたらしてくれるでしょう。詳しくはぜひ本作を読んでみてください!