色を読む 完結日:2018年5月6日 作者:三津凛 評価:★★★★★ 4.5音に色がついている。目が毎日、潰れる思いがする。 世界は残酷な極彩色だった。虹色だった。だから痛くて、どこまでも辛い。 いっそのこと、私の存在ごとモノトーンに沈んでしまいたい。 話数:全3話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 LGBT 全色盲 共感覚 性分化疾患 日常 注意:ガールズラブ なろうで小説を読む
共感覚を持った女性と色覚障害の女性が出会い、恋に落ちていく。この設定の時点ですでに傑作間違いなしなのですが、この作品の凄みはその熱量溢れる文章にあります。流れるような美しい文章を読んでいると、見えるはずのない音や色が目の前に現れてくる。圧倒的な筆致と時折垣間見える作者の深い教養が素晴らしいです。是非読んでみてください。おすすめです!