評価:★★★★☆ 3.8
花屋の店員・新井優雅は、注文を受けた花束をお届け先のオフィスへ届けに行ったところ、その会社の社員・大田大輝に不審者扱いされる。しかし間一髪で誤解とわかり、無事花束を届けることが出来た。
その翌晩。閉店間際、店を閉じようとしていたところ、大輝が現れ、「昨日の謝罪に食事を奢らせて欲しい」と強引に申し出て……。本作は、「アンリ」さま企画「告白フェスタ」参加作品です。
尚、本作は、「山之上舞花」さまから原案プロットを頂きました。
作中ロゴは、「ブーバン」さまから頂きました。
話数:全5話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
花屋の優雅は、配達の花束を届けに行った先で、そこの会社の男に不審者扱いされてしまう。なんとか誤解をとけて依頼人に花束を届けた翌日、昨日優雅を不審者と勘違いした男、大輝があらわれる。「昨日の謝罪に食事を奢らせて欲しい」第一印象は最悪だったけれど、優雅は大輝の真面目なところ、優しさ、誠実さに惹かれていく。二人の心が少しずつ近づいていく様子が丁寧にえがかれていて、きゅんとします。二人の恋の行方はどうなるのか。大人な恋をしてみたいあなた、この小説を読んでみませんか?
繊細で丁寧な描写、主人公の心の動き、そして、ロマンチックな愛の告白ーー。この作品には女性の《読みたい》が詰まっている!! ……と、強く思った一作でした。そして、それと同時に、大人なムードに包まれているところも作品の魅力になっています。例えばバーに行ったシーンでは、店内の雰囲気や注文したものなど、細やかなところまでしっかりと描かれています。大人っぽさを感じる単語が随所に挟まれていることで、シーンのムードが明確に伝わってきました。しっかりと描写があって、しかし、だらだらとなってはいないため、飽きずに最後まで読むことのできる作品です。もしほんの少しでも興味を持たれましたら、ぜひ一度読んでみて下さい♪