評価:★★★★☆ 4
『酒の席で口を滑らせたせいで、勇者がレベル1のままでやって来た』
吾輩は、魔王である。
今日も今日とて治政に大忙しの魔族の王だ。
今日も一日、玉座にどっかと根を下ろし、山盛りの書類とにらめっこの予定だったのだが、久し振りに勇者到着の連絡が入ってしまった。
こうなるともう今日の予定はオールキャンセル。
今回の勇者がどれほどの者かわからないが、出来るだけ定時で上がれるように全力を尽くそう。そう思っていたのだが、今回、我が城に乗り込んできた勇者は何だかいつもと様子が違ったのである。
話数:全39話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
そしてジャンルはハイファンタジーまたは、コメディも有りかも。もしかしてネタバレ(?)しちゃうかもなので警告しときます。世間知らずな魔王さま(末っ子)レベル1の勇者ちゃん(気持ちのレベルはMAX)狩って狩られる関係の二人が魔王城で出会った時物語の歯車が噛み合った。ストーカー男やら、異世界転移チート男やら、香ばしい濃い登場人物を巻き込みながら進んでいく話です。優しくてちょっと抜けた人達の話を少し覗いてみませんか?
やさし~い魔王とかわい~い勇者の、ほのぼ~のしたお話し。読んでてすごくホッコリしますよ。全体的に優しい内容ですが、ところどころに笑いもあり、作者の宇部松清先生のセンスの良さが垣間見えます。先日、「今日は仕事の休憩中に気軽に読む小説を見つけよう!」をコンセプトに小説検索を行いました。そしたら見つけたわけですよ、このダイヤモンドを!惜しむらくは、面白さのあまりもう全部読んじゃったこと。先生! もっと投稿して! 俺のために!←おい午後のティータイムなどに、おやつと一緒にこちらの作品はいかがでしょうか? きっと優しい気持ちになれますよ^^