よろず屋探偵物語 ―人を見たら泥棒と思え― 完結日:2018年6月11日 作者:keikato 評価:★★★★☆ 4.2 よろずや探偵事務所は所長と所員の二人だけ。 客からの依頼は何でも引き受け、天井裏のネズミ退治から行方不明の猫探しまでと万事やる。 そんな小さな探偵事務所に誘拐事件の依頼が舞いこんだのだった。 推理とコメディの事件ものです。 一話千字から二千字程度。 話数:全22話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 推理 誘拐 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
「よろづ屋探偵事務所」は、所長と所員の公介二人きりのしがない探偵事務所。 けれど、客からの依頼とあれば、どんな些細な事件でも引き受けてくれる。 そんな事務所にある日大きな依頼が。 それは、猫田家で飼われているメリーという愛犬の百万円の身代金をかけた誘拐事件であった。 五人の召使いを抱える裕福な猫田家。その屋敷内にただよう不穏な気配を感じつつ、ひとつひとつの謎を解き明かそうとする公介と、公介の推理にのっかるだけで、風貌と行動は誰よりも怪しげな所長。「キャラがたつ」とはこのことだろうか。 今にも行間から飛び出してきそうな二人の探偵と、その絡みが笑いを誘って止まらない。 本日は、メリー誘拐のトリックを公介が見破ろうとする下りが描かれている。 次第に明かされていく事件の真相。 真犯人は、いったいだれなのか? 所長の大活躍を待ちつつ、この物語の行方は最後の最後まで見逃せない。