評価:★★★★☆ 4.2
ダナン国マクロン王のお妃選びが開始された。
31人のお妃候補が王城に集う。1日は1番目のお妃様、
2日は2番目のお妃様、
3日は3番目のお妃様、
……
31日は貧乏くじのお妃様、31日がある日しか王様のお越しはない。三ヶ月に一度しかない31日のお妃様は、だーれもなりたがらない。その31番目のお妃様に、僻地中の僻地であるカロディア領の若き領主の妹フェリアが選ばれた。
後宮は女の園……
女のバトルにフェリアは勝ち残れるのか?
後宮田舎娘奮闘記です。KADOKAWAビーズログ文庫様より
2018年6月15日
『31番目のお妃様』
2018年11月15日
『31番目のお妃様2』
2019年7月15日
『31番目のお妃様3』イラストは山下ナナオ様です。
話数:全43話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
例えぱ、此方の作品をあえて言葉にして例えるなら、『初恋ジェットコースター』ラブ・ロマンスだなと(勝手に)思いました☆面白かったです。先に電子書籍で購入しまして、読んでいたのですが、書籍の方では続きが出ていますよね?まさかの書き下ろしなのでしょうか?続編も面白くて、こっそり続きを待っています。(笑)ヒロインが逞しくて、『田舎(娘)万歳』と思いましたwとても賢く心根の優しい魔獣クラスのフェリアが痛快です。う〜ん、見習いたいです。マクロン様もグッド、良くぞ此のヒロインを選んでくれたよと誉めたくなりますw読み終えると爽快感が得られ、ほっこりします。素敵な作品ですね〜。m(_ _)m(ペコリ)
他作品によく見かける、「出会った直後から好感度全力全開フルスロットル」の娘に俺は魅力を感じないのですが、この作品はとにかくヒロインが魅力的。良い意味で包容力や逞しさに溢れ、また機転も利くのに前提が王子にあるため嫌味になってないのが良い。王子もまた、彼女の受け皿としてこれ以上無いくらいお似合いで。そんな二人の、琴線に触れるか触れないかで立場などを弁えて身を引き、そのもどかしさに身を焦がす…自分に似合う服を作ってくれと頼んで、それをイメージしてはにかんだり、またちょっとした言葉を友に漏らしたことを知ってやきもち焼いたりと、丁寧かつ繊細な心理描写は見事の一言に尽きます。ガラスの仮面の、真澄とマヤの心がゆっくり近寄るのを髣髴としましたが、こういう繊細さはちょっと愚鈍で人の機微に疎い俺には真似出来ないと妬ましくすらありますね。最初から最後までニヨニヨさせていただきました、ご馳走様(-人-)
どうにかならなかっただろうか。主人公のセリフ、行動が計算高く、意地が悪い。大国の王妃を決めるのだから、弱い恋愛脳な主人公では話が通らないのは理解している。それでも読み進めるほど意地が悪い嫌な女だなとの想いが湧いてくる。これでは物語の主人公として魅力が足りない。言葉使いを持ってしても領主の一族であるにもかかわらず、TPOで使いわける賢さがない。格が違うとあるが意地が悪い肝っ玉母ちゃん風になっており、王の前ではブリっ子。性格の悪い女の典型ではないか。人格、度量、教養、先見の明、状況を把握して行動する知性、全てにおいてキュリー妃が上になってしまっている。大国の王が朝、目が合っただけで好きになりましたー、は?なんて馬鹿王設定だとひっくり返った。王にしても脇役の側近騎士の優秀さが際立って見え、王が愚かに思える。設定は良かったが主人公2人に魅力がなく綻びが目立つ。3/4辺りで諦めた。
いやもう素晴らしい。普段はなろう系の異世界転生だの転移だのしか読んでいなかったけど、ニコニコ漫画で見つけてどうしても気になって読んでみたらいつのまにか2時間も経っていた。内容はとんでもなく濃密な甘さの恋愛もの。なのに何故かスカッとする爽快感がある。半分以上のページは常にニヤニヤしっぱなし。所々にキラリと光る秀逸な言い回し、大変勉強になります!物語に出てくる主人公が本当にもう幸せそうで、普段リア充だなんだと騒ぎ立てる人も、全く入り込めない、というか純粋に行く末を見てみたい気持ちになるだろう!もし、私のレビューで少しでも気になったのなら是非読んで見て欲しい。小説が苦手な人ニコニコ漫画でちょっと読んでみたらきっとそんなこと言ってられなくなる。この作品は絶対に読むべき。この作品を知る為にかけた時間は決して人生の浪費なんかではないと私が命を懸けて保証する。だから読め、早く!