評価:★★★★☆ 4.3
僕には物心ついた時から「見えない友達」がいる。
幽霊と言うヤツだ。それは31歳になった今も変わらない。
決して怖い事ではない。
逆に、大人になればなるほど減る一方の「見える友達」に比べれば、気心の知れた幼馴染が側にいるようなもので、有り難い存在だと思っている。
謂わば家族のようなものかも知れない。ただ、半年ほど前から関係がちぐはぐしてきたのだ。
原因は人生で初めて出来た彼女。
これは、そんな「見えない友達」と「見える彼女」と「見えてしまう僕」の話。
話数:全10話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
∀・)霊感診断みたいなん受けるたびにほぼほぼ霊感0だと診断されるイデッチです。こんばんわ。∀・)はい、こちらは「幽霊が見える青年」の話です。だけど見える幽霊たちとは良好な信頼関係を結んでいるという特殊設定(笑)この雰囲気が何ともアニメ感があって親しみやすい作風となっております。文の読みやすさもグッドな感じ!A・)ただ、それだけでは終わりません。この作品は「ホラー」です。そう「怖さ」がきちんとあるのです。この醍醐味を最後まで読めば味わえます。ホラー小説ファンに是非とも気軽に読んで欲しい傑作!是非読みましょう!
怖い。マジで怖い。それ以外に言葉が見つからない。何が怖いって、女の情念ですね。一度思い詰めたらとことんまで。天城峠を越える女のような、燃え盛る炎のような、異様なまでの執着心。ホラーって、まさにこうだよね!!こう暑くて寝苦しい夜が続く最近なら、涼しくなれるこの作品を読むのもあり。ただし、怖くて眠れないと言われても、私は責任を取れないよ……?