評価:★★★★☆ 4
エルナダ大陸――その地はかつて流刑地だった、先住民と魔獣と移民と犯罪者がひしめく大陸。
他者からの悪評が急反転する様を見たくて仕方がない少女、ミチュー。
破滅的な計画を達成することこそが能力の証明になると信じて疑わない少女、リピレイ。
他者が他者に向ける感情の変遷の引き金が引きたい男、ティター。
社会から認められる上司から承認されることにこそ喜びを感じる女、エイル。欲求に忠実な彼女たちは意識的に、あるいは無意識に、大陸の覇権争いと邪神の騒動に巻き込まれていく。
話数:全35話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
世界観は中世ファンタジー。舞台は(婚約破棄に近い)断罪の場面。とてもアクの強い人間達が学園の、その一幕で一同に出会ったのが全ての始まりだった。そこでの出来事で……性癖を素直に出した人間が2名科学反応のように変質が起きた人間が2名みごと道化達の宴は終わり、彼らは道をたがえる。恐らく再び彼らが出逢う時、災厄の箱が開くのだろう。文章や構成が荒削りだけれど面白い。今後の展開に期待したい。キャラが立っているので、漫画やアニメなどの視覚に訴えるものに向いている物語。ただ、この物語の表現方法はいわゆる群像劇。これを文章にするのは難しい。まとまりがなくなる危険があるのでエタらない事を祈りたい。