評価:★★★★☆ 4.1

魔王城の最上階。

満面の笑みで喜び合う仲間を横目に見ながら、勇者は一人佇み、魔王の死体を睨みつけていた。

彼は徐に拳を握りしめると、魔王の死体に勢いよく振り下ろした。

………魔王の死体には傷の一つもつかなかった。

仲間たちは勇者をじっと見つめた。

言葉を発する者は誰もいなかった。

反響する衝撃音だけが、いつまでも響いていた。

ーーーーそれでも、勇者は勇者であった。

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勇者シリーズ第2弾、「普通の勇者に、僕はなりたかった。」を投稿しました。

同じ世界線のお話となっております。

気が向いたら見に行ってやって下さい。

アルファポリスにも同名義で投稿しています。


話数:全3話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素