評価:★★★★★ 4.5
夏休みに父の実家に遊びにいった僕は、墓参りの途中で奇妙な虫に誘われて森の奥に入ってしまった。そこで不思議な女の子と出会い、僕の意識ははるか遠く……たぶん戦国時代とかに飛ばされてしまう。意識だけになった僕は、かつてこの地であった優しくて悲しい物語を垣間見る。
話数:全14話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2018年8月14日
作者:長原 絵美子
中学生のソラは両親と妹の四人で父の実家がある田舎を訪れた。ご先祖様のお墓参りに向かった先で、ソラは着物を着た見知らぬ女の子と出逢う。「思い出して」そして気づくとソラは、戦国の世にいた。女の子は何者なのか、思い出すとは何をさすのか、ソラはその目で見ることになる。遠い昔、日本の何処かでかつて本当にあったかもしれない。そう思わせてくれる、悲しくて優しく、夏らしい物語です。この時期にぜひ読んでいただきたい逸品です。