評価:★★★☆☆ 3.2
明西高校二年生の君島隼人は同じクラスの椎名めぐみのことが好きだ。
しかし人が人を好きになるという気持ちは自分自身のわがままな思いだという考えから、その想いを素直に自分自身受け入れられずにいるのだが・・・。初めまして。作者のとみQと申します。2018年、ふと思い立ちました。そうだ!小説を書いてみよう!あーだこーだ一文一文悩みながら生まれて初めて物語を創ることに挑戦してみました。
まだまだ拙く、読みづらい部分もあるかもしれませんが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。執筆始めて1年経って、久しぶりに読み返してみると、けっこう恥ずかしいですね。汗
改稿したくなってしまいます。
今は異世界の方で一杯一杯なので、放置しますが、それでも宜しければ初々しい文章を温かい目で見守りつつご拝読いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
話数:全68話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
恋はわがままなものだ、とてもいいテーマだと思う。主人公たちは高校生で、小さなコミュニティで生きている、その中でも恋愛は最も重要な事柄で、本作品の中では登場人物の恋愛ごと以外の事柄に実はそれほど焦点が当たらない、これは作者があえてそう演出していると思う。当人にとってはそうではないが、実は高校生の恋愛は客観的に見ればそう複雑なことはない。だれかを好きになるなんて明確な理由は無いし、権利も無いし、その訳はただ一つの言葉に集約される。すなわち『わがまま』だ。自分が好意を持っている相手は自分に好意を持っていない、大人になれば世間体や分別を持ってしまって尻込みしてしまうような告白、それを自分のわがままを押して伝える高校生のエネルギッシュさがこの小説では表現されている。若い学生はもちろん、分別を持ってつまらなくなってしまった大人にもぜひ読んでもらいたい作品だ。