評価:★★★★☆ 4.3
河童倫太郎(かわどうりんたろう)は福岡の某都市で、自称ハードボイルドな探偵業を営む青年である。
普段は犬猫探しや草むしりと言った雑用依頼、はたまた実家から等の援助により何とか糊口をしのいでいる甘々のメレンゲ野郎だが、そんな彼の正体は伝説の忍法、河童忍法(かっぱにんぽう)を受け継ぐ次期当主であった!
これは、この世の闇を河童のお皿で明るく照らす真実と愛の探偵物語である!1話完結型の連載となっております
お気軽にご笑覧ください
話数:全68話
ジャンル:異能バトル
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
河童のイメージって、どんな感じです?私のイメージでは『頭の皿』『尻子玉』『キュウリ』『緑色』多分みなさんと変わらないと思います。ですが、この作品…河童と忍者と探偵を掛け合わせています!読んでいるうちに、探偵と河童忍者としての二つの楽しみが見えてくる!探偵として活動をするのですが…戦闘をするシーンも出てきます。その中でも印象的なのが技名!ルビおいルビ!と、読みながら楽しませてもらいました!気になりますよね…?是非、本編を自分の目で見て確かめてみてください!
珍しいタイトルに、珍しい主人公の名前。それに惹かれて読み始めたら止まらなくなりました。一話完結で読みやすいのもありますが、何より至る所に散りばめられている爆笑必至のギャグ!特にオススメしたいのが、case2賢者の石を追え!導入編の天才科学者と主人公達とのやり取りです!この方本当に天才でとんでもないものを作り出してしまうのですが、その効果を試す為に行った動物実験がまさかのっ・・・!電車内で読んでいたのですが、吹き出してしまいました。しかも、生成方法も酷い(笑)これは、寧ろ笑わない人はいないです!また、会話だけではなく、ルビでも非常に笑わせてくれます。竜の住処でけんきゅうしょって、しかも、戦術兵器ではつめいひんて。もう、本当にこの作者様はギャグの天才ではないでしょうか。タイトルで気になった方は、ぜひ、読んでみてください!絶対に損はしませんよ!
河童忍法ってなんやねん……と思ったあなた! 騙されたと思ってこの作品を是非読んでみてください! ミステリ調の妖怪解決ものですが、各話の引きがめちゃくちゃ上手いので、あれよあれよと読まされます。 さらに一話完結型なので、ちょうどいいところで区切りがつく構成もすばらしい。隙間時間に作品を読む一般的ななろう読者さんのスタイルにもあっているんじゃないでしょうか? 私が推したいのは、case3で展開される幽霊の指輪の話ですね。とにかく、ここは是非とも読んで欲しいものです! どう解決するんだろう? ああ、なるほど!――というところで、また邪魔が入ってもう一捻りがあるという、隙を生じぬ二段オチ。ドンデン返しと相性のいいミステリ的手法もバッチリです。 ちなみに主人公はいわゆる無双系の最強キャラですが、その能力が完全にギャグw 主人公が河童忍法を使うところは必見ですよ! オススメ!