評価:★★★★☆ 4.1
結花のバイト先のカフェにはすてき店長「時雨菜月」がいて
今日もラテアートをご機嫌に描いている。しかし、実はその「時雨」は、男、いえ、女だったのです。
スプーンがすきなの。spoonもすぷーんも、まるくてかわいい。
フォークやナイフは尖っているのに、スプーンはまるい。
スプーンが伴う仕草も、掬う、かき混ぜる。円を描くように動線がまるくて。砂糖スプーン1杯分、じゃりっと甘くて
珈琲カップ1杯分、ほろ苦い物語。*この作品はカクヨムに掲載したものを改稿してアップしています。
©️六月雨音2019.
この小説に掲載されている文章・写真・イラストの著作権は
作者六月菜摘に帰属致します。許可なく無断転載、使用、販売を禁止します。
話数:全50話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
この作品は当サイトでは余り受けないかもしれない。勿体ないことに。だってそういう素地がないから。甘くて、でもそれだけじゃない。コーヒーの中のお砂糖。主人公・結花はカフェの女性店長・時雨菜月に、女性と知らず恋してしまう。そこから始まる、同居生活はドキドキとときめくもので。そこに登場する菜月の恋人のような存在や、菜月の双子の弟(?)やらにまた魅惑される。途中までしか拝読してないのに、レビューを書かずにいられなかった。これは六月菜摘さんならではの魔法。素敵な特別。読み進めて行けば、きっとあなたも悔しいけど虜になる。