評価:★★★★★ 4.5
「あのよかったらうちの部にきませんか?」
とタイプの女の子に誘われて入部したら何とその部活の名前は「縄跳び部」だったとは!
今まで人生いいとこなしだった青年が好きな女の子にいいところを見せるために七転八倒の活躍をみせる青春ハートフルストーリー。底辺高校生、頑張れ!骨は拾ってやるぞ(笑)!
話数:全4話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
完結日:2018年9月25日
作者:迷宮寺院 ふじわらしのぶ
縄跳びという誰もが知っているものをここまで進化させた。度肝を抜く迫力、凄まじいまでの威力を放つ必殺技、生と死を掛けた戦い世界よ!刮目せよ!これが縄跳びだ!!しゅたたたんっ!しゅたたたんっ!「くらえ!新聖奥義!暁のスーパーノヴァ天元無双飛翔縄跳びの舞!!」ジャンパー名和鳶益(なわとびます)の背中から溢れる闘気が翼をもつ天使になり、共に縄跳びを飛ぶ!しかし対する道頓堀大武(どうとんぼりだいぶ)も負けてはいない。炎の力を高め、太陽と一体化した大武は最終奥義を放つ!「ふんっ!負けんで!!最終奥義!ソルグラシアス通天閣サイクロンギガンティックフェスティバル!!」ズゴゴゴゴゴゴゴッッ……!!??激しいジャンパー同士の縄跳び対決の行方は!?生き残るのはどっちだ?!読者の諸君!この熱き戦いに刮目せよ!!
縄跳びとは、何であろうか?境界線を越える、ということであり、この場合の縄は、彼岸と此岸のことを意味している。では、彼岸とは何であろうか。これは、生と死のメタファーでもあるが、或いは、正気と狂気のメタファーともいえよう。もう、この小説は、常識の一線を越えた「ある何ものか」であり、軽く、異世界を越え、異宇宙を作り出してしまっている。私は、作者に、できれば、この作品についての、膨大な情報を整理する事典を同時に作成することを期待したい。そして、もちろん、続編は、キボンヌと、感想欄に書きたいのであるが、少し心配なのは、作者自身が縄を飛び越えて、別の宇宙へ飛んで行くのではないか、ということである。多分、作者は、続編製作中に、神かくしに逢うのではないか。だから、つくづく、私は、百年書いても、誰にも読まれない作品しかできない自分の能力のなさに、感謝したくなるのだ。これは、モーツアルトを前にしたサリエリの