評価:★★★★☆ 3.5

十七歳の轆轤川魁江はアルヴェスト王国と言う異世界へと迷い込む。目覚めると、アウグスト家というヴァンパイア貴族の邸宅であった。そこでは、四姉妹の貴族が暮らしていた。魁江は異世界で暮らし始める。
次女のリーネの婚約問題に巻き込まれる。リーネは婚約していたのだが、別の貴族を好きになってしまい、婚約破棄をしようとしていた。リーネの目を覚まさせることに成功し、魁江はアウグスト家で執事として暮らすようになる。
三女、シリルがイジメられている情報を聞いた魁江は、イジメている犯人を突き止める。犯人はイザベラいう貴族で、逆恨みしていたのである。最終的に、シリルはイザベラを許し、友達になることで問題は終着する。
四女のマリアと共に、異邦の国スーヴァリーガルの物品を探しに、魁江はオークションに参加する。そこで貴族の学者と出会い、地球との繋がりを発見する。ある祠に足を踏み入れた時、スマホに電波が入り、地球に隕石が落ちたというニュースを目撃する。この謎を突き止めるため、スーヴァリーガルへ向かうことを決意する。
イリザは諜報局で仕事をしており、弱みを握られ、決死の任務を任されていた。それは、亜種と呼ばれるヴァンパイアの血液を手に入れること、スーヴァリーガルに降り注ぐ、隕石を止め、異世界へのトビラを開くことだった。一部のヴァンパイアは亜種の血を飲むと、超人的な力が手に入るのだ。またアルヴェスト王国は地球へ進軍しようとしていた。
一方、魁江はクガサミに出会い、祖父が異世界のトビラを開いた神だと知る。実は、アルヴェスト王国は、隕石衝突により滅んだ地球の未来の姿だったのだ。神の血が流れる自分が、スーヴァリーガルの隕石を止めるべきだと、ヴァンパイアに転生する。隕石を止めた魁江は過去の地球に戻るためのトビラを破壊してしまい、地球進軍計画は白紙になる。しかしスーヴァリーガルと戦争が始まる。戦争を止めるため、魁江は立ち上がる。クガサミの手引きの元、戦争を止めたが、地球へ帰れなかった。地球へ戻る日まで、平和を取り戻したアウグスト家で執事として暮らし続ける。


話数:全13話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象