評価:★★★★☆ 4.2
祖父の借金を家族全員で返済したら、事故にあって死んでしまった私。気がつけば乙女ゲームのショボい悪役令嬢になっていた。没落の未来はあるけれど、令嬢というからには贅沢できる!と喜んだのは束の間。超貧乏領地に怒り心頭。そしたら魔法に目覚めた。
魔法を駆使して贅沢生活を目指す少女(見た目は幼女、精神大人)の奮闘記。
※更新速度は遅いです。……遅いです(;_;)
※完結しました!※小説家になろう以外への無断転載は厳に禁じます。
著者:みわかず
話数:全191話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
ヒロイン、5歳の誕生日、自身の生い立ちを唐突に理解した。 そのことを検証していると、気味悪がられ、両親に領地に追い払われた。 これからは贅沢三昧できると、喜び勇んで踏み入れた、王都から遠く離れたその領地は、明らかに惨状だった。領民は疲弊していた……。「どういうことじゃこりゃあああああ!!!」 怒りのままに叫んだ。そして、魔法に目覚めた。 ということで、第1話から、突っ走っていくのだ。 魔法本来の使い方とは違っていても、使い時は間違わないのだ。それは、命を預かった愛する領民を護る時。その桁違いのチートぶりは、いっそ清々しい。 もう、最初からおもしろいのだ。紆余曲折だらけの物語に、あなたはきっとハラハラドキドキさせられる。 そして、残されたすべてを幸せにしてのラストシーンが……また、いい。
現代日本で貧困にあえぎ、事故で異世界に転生したと思ったら、よりによってショボい悪役令嬢。 しかも親は浪費三昧で領土は荒廃、民衆も飢えて死にかけているという絶望。 彼女の第二の人生は生まれながらに詰んでいた。 だが彼女はあきらめなかった。 魔法を、前世の記憶を、飴と鞭を巧みに使い分け、破滅ルートを回避しながら歩き続ける。【贅沢三昧したいのです!】 これは運命に抗い続ける彼女たちの魂の叫びである。
膨大な借金の返済が終わり、ようやくこれから……という時。 事故に遭い、亡くなったヒロイン、気がつけば、変わりはてた姿で転生をしていた。 この世界の両親に、領地に追いやられ、そこで目にした惨状に、唐突に魔法にも目覚めるのだが……。 前途多難な貧乏領地の復興に、全力を尽くすお嬢さま(当初5歳)の奮闘記。 時に大胆に、そして、時に無謀に、強大な魔法を武器として使うことはなく、周りの人たちに支えられながらも、賢明に生き抜いていく。そんな人たちの物語だからこそ、応援してあげたくなります。 最初からおもしろくて、少しずつたいせつに読んでいたのに、気づけば夢中になっていました。それほど、この物語はおもしろかったです。 そして、最終話のエピローグ、皆が幸せになれたと、よかったぁ……と感じたのは、わたしだけでしょうか……?
最新話まで、とうとう追いついてしまった。 現在79話のその物語、文字数にして60万文字強。しかし、まだまだ続く勢いの作品である。そして、超がつくほどの人気作品でもある。 とにかくおもしろい。この物語のような無双なら、わたしは喜んで享受したいと思える。まずは1話。この素敵な物語を覗いてみては如何だろう。 お嬢の強さ故の優しさに打ち震え、王子の愛しさ故の正義感に紅潮する。 領民ひとりひとりも個性に溢れ、誰もが生き抜くためにたいせつな人を護ろうとし、時にはお嬢の無謀にも的確なツッコミを入れたりもする。 なんて、素敵な関係だろう。 読んで優しくなれる物語。これからは更新が待ち遠しい。 皆さまも、早々にそう気づく事になるだろう……。
いつも楽しみにしています。いくら間が空いても、読めば話に入り込める、そんな作品だと思います。豪快なお嬢ちゃん、オカン属性、どちらかと言うとオバちゃん属性が高め。可愛い物や美味しい物に目がない、問題が有っても、残念さと餌で道を切り開くそんな主人公のお話。是非堪能あれ。ゴハン食べたら、もう一回読みに行って来まーす。
死んでしまった貧乏主人公が転生した先は、ゲームの悪役令嬢だった──令嬢……まじか!やっほぅ!命尽きるまで贅沢三昧してやるぜ!でも思惑と違った!荒地に飛ばされた!怒り狂って魔法を会得した!これで何とか贅沢三昧できるように領地を復興させてやるからな! うはは。サレスティアは令嬢という立場にも関わらず、ハリセン出してぶっ叩く!四神だろうが王様だろうが子供だろうが、オイタをした奴には容赦無いッ躾だ、しつけーーッ彼女は物怖じしない平等主義者なのですっ合言葉は『お嬢』!皆に慕われ呆れられ、豊かに平和にと目指すお嬢!精一杯こき使ってやんよ、もちろんしっかり三食付きでね!楽しく過ごせるならばそれでオッケー!健気なんて言葉は似合わない。お嬢はどんな時でも全力投球!辛い時もあるけれど、皆んなで越えれば怖くない!さあ、共にお嬢のいる世界へ行こうじゃありませんか!!
皆さん。私が保証します。読んでみてください。久し振りに面白い作品に出合いました。私はやめられない、止まらない状態で読み進めてしまいました。主人公は、よくあるとおりに5歳の時に前世を思い出しました。自分があるゲームの悪役令嬢だと判り、ゲームで断罪されるまで贅沢三昧してやろうと思ったのです。それが・・・両親に領地に追いやられ、行った先の現状に一念奮起したのです。それがシリアスな中にも笑いを忘れない(本人はいたって真面目?)行動に周囲の人間も巻き込まれ、気がついた時には・・・。おっと、これを語ったら面白くない!とにかく大笑いできること請け合います。あとは、自分の目で確かめてくださいね。
彼女は五歳にして目覚めた。前世は、祖父の借金を返す為に家族全員働き詰めの貧乏のどん底で、やっと返し終わったところで死んでしまったこと。今生においては、貴族としては最底辺の男爵令嬢、親は奴隷王と呼ばれる大悪党、しかもネグレクト、躾も愛情もなく、このままでは下の者に我が儘三昧、ヒロインを虐めまくって処刑コース一直線。さらには、親から領地に追いやられ、しかも領地は困窮の極み。もはや、詰んだ………彼女は、目覚めた。魔法に目覚めた。何よりも、自分が愛された記憶を思い出した。家族の中で力を合わせて働いた記憶を思い出した。彼女は領民に訴える。共に働くことを、共に笑うことを。彼女は、領民の為に我と我が身を差し出す。そうして、彼女と彼らは家族となった。家族は大きくなっていく。神々も王族もいつの間にか彼女の家族だ。彼女の名は、サレスティア・ドロードラングと言う。
この話は所謂転生物である。転生前は貧乏の役満といえる極貧生活。だが、その貧乏のどん底でも、その主人公は人の道を外れる事は無かった。ちびちびと、前を向いていた。生まれ変わた先は、やっぱり貧乏な底辺貴族。親は奴隷王と呼ばれ、ネグレイト同然だった。主人公ことお嬢はめげなかった。負けなかった。目の前で、飢えで困っている人々を見て、また前を向く。度重なる困難にも、人の道を外れることを拒むお嬢。どんな時でも、人の道を叫ぶ。この作品の肝は、可愛い主人公でも、現代の知識を生かしたチートでもない。主人公であるお嬢の口から紡がれる、人の道を説く言葉だ。お嬢は度々叫ぶ。挫けそうな境遇の者にも、ただ同情はしない。自らの過去の境遇を重ね、前を向けと、説く。お嬢が叫ぶ、心に届く言葉。これこそが、この作品が、これほど多くの読者に支持されている、核心だ。
初めてのレビュー書き込みです。 乙女ゲームの世界に転生して悪役令嬢ルートを回避する!などというテンプレを超えるど根性領地復興話からスタート。 あらすじにある通り超貧乏領地ですが、領民はガチで死にかけという想像を絶するオープニングのせいでのっけからハラハラが止まりませんでしたw おかげで魔法の力で領地回復していくストーリーがかなり爽快に楽しめます( ^ω^ ) 清々しいぐらいやりたい放題の主人公を読みたいなら是非オススメの作品です! 領民との絆にホロリ 婚約者との絆にドキドキ 領地発展にワクワク時に調子に乗り、時に涙し、時に幸せに笑う。そんな主人公と多くのキャラ達の楽しい物語です!