暁のカトレア 完結日:2018年9月17日 作者:四季 評価:★★★★☆ 4.3レヴィアス帝国に謎の生物 "化け物" が出現するようになり約十年。 平凡な毎日を送っていた齢十八の少女 マレイ・チャーム・カトレアは、一人の青年と出会う。 そして、それきっかけに、彼女の人生は大きく動き出すのだった。 著作者:四季 無断転載は固く禁じます。 ※この作品は「小説カキコ」にも掲載しています。 話数:全147話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 女主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 バトル 仮面 剣 化け物 年の差 悪女 未完成トライアングル 食事 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
他の方々がレビューで述べている通り、この作品には『アクション』『恋愛』『ファンタジー』その他諸々の要素が詰まっています。「いろいろあって読んでいてごちゃごちゃになりそう!」ここまで要素が多いとそう思う方もいるでしょう。でもそこは、作者である四季さんの素晴らしい文章力、テンポのいい構成でカバーされています!もっとレビューなんだから見どころを書けって?書ききれないぐらいたくさんあるんです。嘘だと思ったら読んでみるのが1番!さぁ、あなたも『暁のカトレア』の世界へ!
マレイは八才のとき、謎の化け物たちにより住んでいた村と家族すべてを失った。それから十年。宿屋で働いていたマレイは、ある夜再び村を滅ぼした化け物に襲われる。窮地を助けてくれた青年と共に戦う道を選び、戦闘の才能を開花させていく。マレイを案じ優しくしてくれる者、マレイを煙たがる者、生け捕りにしようと目論む者。様々な思惑が絡み合う。化け物が世界を襲う夜を終わらせ、いつか幸せを取り戻すために、ひたすら前を向いて生きるマレイの心の強さに、読んでいるうちにどんどん引き込まれていきます。仲間はただ優しいだけでなく、襲い来る敵も悪いだけでなく、みんなどこか人間臭さをあわせもつ。魅力的なキャラたちの戦いの日々、とてもオススメです。
レヴィアス帝国に謎の化け物が出現するようになり約十年。平凡な毎日を送っていたマレイ・チャーム・カトレアが、一人の青年との出会いを通して、人生を180度転換するようになる……そんなシンプルなあらすじからは想像もできない、盛りだくさんで、ストーリーがとても濃い。アクションあり、恋愛エピソードあり、とにかくヒロインのまわりを彩るキャラクターが全員、何とも言えず個性的。面白くて一度読み始めたら、本当に止まらなかった。ツンデレって、女の子だけじゃないんだね……。
受験生の夏は計画的な勉強が必要になる。けれど、勉強漬けではモチベーションを維持することは難しい。なら、どうするか?答えは簡単だ。楽しんで勉強すればいい。この作品は読解力を身につけるに適した作品である。何を根拠として人物が動き、感情を抱くのか。物語に織り込まれた作者の意図・思想とは。小説ではありきたりの問題だ。こういった問題を解けない場合、作品にのめり込めていない事が多い。小説問題は、のめり込めないと途端難しくなる。この作品には、情景を想像する為の描写も登場人物の心情を理解する為の描写も多く散りばめられている。そしてそれらはわたしたちを自然物語の中へと引き込んでいく。わたしたちは、人の心を動かす作品にこそ「読みたい」という欲求を抱き、物語の中へ飛び込んでその情動を理解する。この作品は正しく「人の心を動かす」作品であり、だからこそ私が受験生にこそ勧めたい作品なのである。
少女の名はマレイ・チャーム・カトレア。 少女の運命は過酷なものだった。 ある日故郷を化け物の襲撃により失い、目の前で最愛の母も化け物の手によって失った。 家族を失い、身寄りのない彼女はそれでも生きる為に必死に働き口を探し生き続けた。 全てを失った日から八年、少女は運命か偶然か、故郷を襲った化け物たちを退治して回る軍の青年と出会う。 そして、そこでまたあの日の化け物たちと遭遇する。 青年との出会いがカトレアを戦いの中に導く。 彼女は武器を手に取り、様々な苦難を乗り越えて行く。 これはそんな少女の冒険、成長、恋愛と全てが詰まった作品です。 1話1話がとても読みやすく、サクサクと読め、非常にテンポも良い。 また、カトレアの周りも敵も個性的な面々に読者を楽しませること必至です。 新しく何か読み始めようとしている貴方にオススメの作品です。
バトルあり、ファンタジーあり、恋愛あり、そしてヒロイン、マレイの成長物語ともいえる本作。読者を決して飽きさせず、読むほどにその世界へと引きずり込んでいく不思議な力を秘めている。この物語に感じるもの。それは色彩。物語が戦闘モードに入るとき、燃え立つような赤い色に彩られる。敵の返り血で真っ赤に染まりながらも美しく情熱的なグレイブ。まっ白な無垢な愛をマレイに献げるトリスタン。愛らしいわがままをいえるパステル色のフランなど、様々な人の心の色に触れ、ときに葛藤しつつ、自分自身の色を模索していこうとするマレイ。いちじは悪の色に染まったゼーレがだんだんと人間らしさを取り戻していく場面など、変わりゆく心の色を感じさせずにはいられない。人を愛するということ。正義を貫くこと。これからの物語の展開の中で作者はどうこたえを出していくのだろうか?マレイの心に寄り添いつつ、心の色の変化を見守っていきたい。
あなたの好きなジャンルは何ですか?この四季様の「暁のカトレア」は恋愛要素あり、アクションあり、謎も盛りだくさん……と、ハマる理由は多々あります。この作品は読んで後悔しない作品です!こんなに時間も忘れて夢中で読んだのは初めてです。「すでに何話もある連載を一話から読むのは苦手」という人も!私がその意見の持ち主だったんですが……。時間を忘れて読みふけり、いつの間にか最新話まで読んでいました。ただいま、次話を今か今かと待っている状態です。四季様の世界にひきこまれる用意はできましたか?準備できてない人も準備バッチリな人も!四季様の世界はいつだってノンストップですよ!あなたも……乗り遅れないように!すっごくおすすめな作品です♪
洗練された文章で書き綴られたストーリーは、本当に完成度が高い作品になっています。アクションのジャンルに設定しているだけあって、戦闘シーンの描写は圧巻の一言。しかし、この作品の魅力はそこだけではありません。様々な思いが交錯する人間味溢れるキャラクターたちが織り成すストーリー展開。それでいて、話の展開はテンポが良く楽しむことができます。ファンタジー要素や恋愛要素も多く含まれているので、ファンタジー好きなら読まずにはいられない作品のはずです。何よりエタるという心配がない作者様だからこそ、自信をもってお勧めいたします。最後まで楽しませてくれること間違いなしです。私なんかがレビューを書いても良いのかと、恐れ多くなる作品でしたが、どうしても勧めしたかったので書かせて頂きました。
この作品は、普通のアクション作品ではありません。恋愛要素あり、ファンタジー要素あり、そして戦闘シーンもしっかりと描かれているため幅広い方に読んで頂けます!そして1度読み出すと次も必ず読みたくなりまして、止まらなくなることでしょう。是非皆さん、この完璧すぎるアクション作品をたっぷりとご覧になってみてください!
この作品には色々なジャンルが混ざってる!こんな感じの作品の多くは何が何だか作者自身が分からなくなり、大抵数話で頓挫します。ですが、この方に限ってはそんなことは無いでしょう。この話は主人公の村が幼い頃に化け物に襲われる所から始まり、18歳になって進んでいきます。その中で知り合い、その方が村に助けに来たが間に合わなかった人物という、驚きのストーリです。まだ、そこまでしか読めてないのでこれからが気になりますが、恐らく戦闘物と恋愛物が混ざった話になるのかと思います。まだ、話も序盤でしょうか?読み始めるには遅くありませんよ!みなさんもぜひ読んでみてください!こんな私のレビュー…駄文失礼。