評価:★★★★★ 4.5

 小説家になるという、同じ夢を見たふたり。
 それぞれの進む道には、いつしかズレが生じていた。
 そのギャップに苦しむ「私」と、それに気付かず夢を語り続ける「S氏」。当然のように、ふたりの関係は昔のようにはいかなくなっていく。そして「私」は、悩み続けるうちにいつしか奇妙な「桜の木の夢」を見るようになっていた。
 ――そういえば、夢という言葉にはふたつの意味があった。
 ひとつは、手に入れたいと強く願う対象のこと。

 もうひとつは、決して触れることのできないもの。

 あなたのこころに、桜は咲いていますか?


話数:全1話

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象