評価:★★★★☆ 3.8
「奇麗な瞳をしてらっしゃるんですね」
他の男の腕の中、清廉に微笑んだ少女。
叶わぬ想いだと思った。
けれど欲しいと思った。心は要らない――彼女さえ手に入るなら、と。
そうして私は君を縛った。
幾度溶け合う温度が、私を縛るように。痛みすら愛に代わるならば。
罪人は………私か、彼女か。※「You are whether HEEL or NOT.」ウィリアム視点になります。
※PV40万アクセス突破しました! ありがとうございます!!
時代:未登録
舞台:未登録
注意:R15
こちらは連作の第二作となる話だと思われます。物語の片側を知ったあなた。今度は物語の裏側を読み解いてみたくはなりませんか。自分自身で悪役だと思っているヒーローの心の中はこうなっていたんだと知ったとき、物語の深い世界を知ることができると思います。片側だけから見る物語も面白い物ですが、話には両面あるということを知るのも楽しい物です。こちらの作者さんはどちらの話も十分に楽しめる内容でとても素晴らしく思います。